「海外で働くなんて私には絶対無理できるわけない」
アメリカに移住した当初は、海外で英語で仕事をしている自分の姿なんて、これっぽちも想像できませんでした。
国際結婚や結婚がきっかけの海外移住。
自分の意志で海外に来たわけではなく、こっちで大学を卒業したわけでもなく、移住国の学歴もない。
大人になって移住したものの、この国で私にできることがあるの?
そもそも、海外にきてまでやりたいことって何?それすらわかりませんでした。
でも将来もずっとこのままの生活でいいの?と聞かれると、いやそういうわけでは、、、、。
子どももほしいし、夫もいつ何があるかわからない。実際に子どもが生まれたら、お金は必要になるばかり。
妊娠中にアメリカと日本で子育てにかかる費用はどのくらいかな?と調べて覚悟はしていたものの結構な金額でびっくりしました。
お金の不安はあるし、このまま人生を終わらせたくない。海外でも働かないとなと漠然と思いながら最初の一歩が出せない。
大人になって海外に移住してきた人が、最初の一歩を踏み出して、すこしでも自分が納得できる生き方に近づくには、どこから始めたらいいのでしょうか?
今日のトピック
最初の一歩は、3年後の自分を変えようと決めること
国際結婚や海外移住と聞くと、どこかキラキラした生活をイメージされがちですが、現実はしんどいなと思うことの方が多いです。
特にアメリカでは、女性も仕事をするのが当たり前の雰囲気。もちろん子供が小さい時は専業主婦もありですが。
「仕事はしないの?いつになったら仕事をするの?このまま一生何もしないの?」
そんな心無いことを義理家族に言われた人もいることでしょう。
自分でも「仕事をしていない私って、どこかダメなの?」と心の中で思っていると、よけいに「仕事をしていない自分になんとなく罪悪感」を感じてしまう。
でも、
切羽詰まってお金が必要と言うわけでもないし、何も無理して働く必要もなしないし。
子供が小さかったらデイケア代もかかるし、まだまだ一緒にいたいし。
ほかの日本人女性も働いていないし。
と、なんとなく自分を納得させて「このままでもいいかな」と、モヤモヤをかかえながら毎回やりすごすこともできるんですよね。
今を変えなければ、3年たって子供が今より3歳大きくなった時、お金の不安は現実になっても、心の中の「ずーっとこのままでいいの?」というモヤモヤはなくなりません。
今の人生を一瞬で変える簡単な方法はありません。
でも、3年後を変えるために今できる小さなことはあります。
「3年後の自分を変えよう」と思うこと。これが、ほんとうの最初の一歩です。
すごく簡単なことなんですが、3年後を変えるには今を変えるしかないんですよね。ここに気が付くことが大切なんです。
海外での小さな成功体験は、自信への宝物
「3年後のために今できることを始める」と言われても、何からしていいのかわからない。
今の自分がこの国できることなんて何もないわ。
そんな人もいますよね。少なくとも私はそうでした。
簡単な日常会話すらままならない。
日本なら簡単にできること、郵便を出すとか、スーパーのカウンターで買い物するとか、そんなことすら海外では難しく感じる自分にイライラして落ち込む。
こんな状況では、自信をなくして当たり前なんです。あなただけじゃない。
特に大人になって海外移住した人、自分の意志で海外に来たわけじゃない人は、「こんなはずじゃなかったのに」と落ち込みやすい。
海外生活で失った自信をもういちど取り戻すには、「海外での小さな成功体験」を積み重ねるしかありません。
この国でできることを一つ一つ増やす。
子供のころって何か一つできたら大げさにほめてもらえますよね。子どもができることをひとつひとつ増やすのと同じように、もう一度成功体験を積み重ねることが必要です。
海外に移住したばかりのころは不安だったけど、今はできるようになったことはありませんか?
例えば
- ご近所さんとあいさつ
- スーパーでの買い物
- 病院の予約
- 車の運転
- 公共機関の乗り方
- スタバで一人でコーヒーを買う
- 家の近所の道を覚て一人で散歩にいける
どんな小さなことでもいいです。思い出してみてください。書き出してみてもいいです。
移住して数か月もすれば、できることが増えていると思います。
「出来なかったイメージ」って、強く記憶に残る。で、なんとなく「自分はできない」って思いこんでしまう。
でも、実際は「あなたがこの国でできることは増えている」んです。
時間をかければ、できることが増える。だからこそ、3年後を変えたいなら、今できることを始めるのが大切。
出来たことリストの最後に、3年後になりたい自分の姿をつけ足してみてください。
出来たことリストは、今のあなたのいる場所。
3年後のなりたい姿は、未来のあなたのいる場所。
今のあなたと、未来のあなたのギャップが、今やることです。
(このセリフ、会社のスポーツジムに貼ってあった言葉「現実と理想のギャップが今やること」です。すごく説得力があったので借りました)
最初の一歩のハードルを下げて、とにかく始める
今と未来のギャップをうめるためにやることは、難しいことじゃなくてもいいんです。
若くて海外に留学した人や、自分の意志で海外就職をした人、やる気のある人なら、どんどん難しいことにチャレンジしてほしい。
理想を言えば、日本でのキャリア、学歴、経験やスキルを無駄にしないで、さらにその上を目指す。
海外で大学を卒業するとか、大学院に行くとか、日本でのキャリアを生かしてすぐに就職するとか。できる人はいいです。どんどんやってください。
でも、そんな人ばかりじゃない。
国際結婚や配偶者の事情で海外移住した人は、移住して日々の生活に慣れてくると、この先どうしたらいいのか、このままでいいのか漠然と不安になることも多い。
すでに30半ばで渡米した私は、日本でしていたことのさらに上を目指せといわれても自信も気力もありませんでした。
日本でのキャリアや経験を無駄にしないのは効率がいいかもしれません。
でも、海外で最初の一歩が踏み出せないときは、その一歩のハードルを下げてとにかく始めることが大切です。
- 日本で大学卒業しているなら、コミカレに行ってみる。
- 日本でバリバリ働いていたなら派遣から始めてみる。
- 日本での就職経験もないならば、ボランティアを始める。
- 日本でできたことを海外でもう一度やりなおす。
- 海外の無料オンライン大学(Moocsなど)を受けてみる
- 仕事の実績がないなら、簡単な海外からもできる在宅ワークで実績をつくる
- 自分の得意なことを情報発信をする(海外でブログの始め方)
日本なら簡単にできること、得意なことを、現地の言葉でやってみる。それだけで、十分なチャレンジです。
海外移住がきっかけでリセットされた人生なら、その国でゼロから始めるしかない。
最初の一歩を踏み出せば0が1になります。このまま何もしないと0は0のまま。永遠に0。
0を1にできれば、あとは少しずつできることを増やしていけばいい。3年後のなりたい自分に向って、一歩、一歩近づいていけばいい。
最初の一歩が踏み出せないときは、最初の一歩のハードルをあなたが越えられるところまで下げてみてください。
ゼロとイチの違いは大きいですよ。
海外で一歩を踏み出すのまとめ
私は30過半ばで渡米して、アメリカ企業で正社員の仕事につくまでに6年かかりました。ESL1年、コミカレ3年、派遣社員2年です。
あの時にコミカレに行ってなければ、今の仕事できていません。派遣社員のときにあきらめていたら、正社員にはなれませんでした。
今、どれだけ成功しているように見える人でも、必ずどこかからはスタートしているんです。
最初の一歩を踏み出したくてもなかなか行動にうつせない。そして結局なにもしない。だけど、いつもなにか物足りなくてモヤモヤしている。
そんな時は、3年後の自分を変えようと心に決める
自信がなくて私には無理だと思うなら、小さな出来きたを積み重ねて、少しずつ自信をとりもどす。
海外で何もできないと思うなら、日本でできたこと、人よりちょっと得意だったこと、苦労しなくて出来ること、簡単にできそうなことを海外でやってみる。
他の人から見たら無駄で遠回りに思えたとしても、ちょっとハードルを下げて初めて見る。
一番エネルギーが必要なのは、最初の一歩を踏み出すこと。
最初の一歩を踏み出せたら、2歩目、3歩目、4歩目は、だんだん軽く一歩の幅も大きくなります。
3年後を変えるために今できることを始める。
人生は積み重ね。いきなり別人になろうとしてもそれは無理。でも少しずつなら変えられる。
最初の一歩を踏み出せずに悩む時間はもったいない。
私は、アメリカで正社員として働く、自立できるだけの収入を得るという目標を達成しました。
次はアメリカで事業主になる!を目標に、このハバグッデイ!と、海外でブログを仕事にするブログTokoAruga.comを運営しています。
ブログでは毎月お小遣い程度は収入を得られるようになりました。
ゆくゆくは、ブログを中心にフリーランスで在宅で働きたい。息子が小学校にあがるまであと2年。
できるところまで頑張ってみます。
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では、今日はここまで。
Have a good day!
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