アメリカで時給12.5ドルの派遣社員を2年間もだらだらと続けた2つの理由

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海外の派遣社員の生活って実際どうなの?

アメリカで派遣社員(Temp employee)の仕事について2年たちました。

この記事では、派遣の仕事の内容、派遣社員の時給など海外・アメリカの派遣社員の実態を紹介します。

この派遣がアメリカで始めてお給料をもらった仕事です。

始めは、こんなに長く派遣社員をするつもりはなく、さくっとフルタイムの仕事、正社員の仕事に転職する予定でした。

が、現実はそんなに甘くありません。

しかも、業界全体の経営不振のため他社も新しく人を雇うどころか、人員削減、リストラの嵐で転職どころではありませんでした。

というわけで、派遣社員として働き続けている一番の理由は、転職できなかったからですが、意外と居心地のいい職場なので、契約更新でずるずると居座っています。

海外の派遣社員の実態。アメリカで派遣社員として働いて2年。時給が安くても派遣をつづけるのは働く環境がよいから。

今日は、これからアメリカで仕事を始めようかな?でもできるかな?と思っている人に、アメリカ企業で派遣社員として働くってこんな感じだよと紹介したいと思います。

アメリカの派遣社員の時給

日本では、アメリカの最低賃金が15ドルになったという誤解がありますが、アメリカ全州ではありません。

アメリカの最低賃金は州ごとに違います。一番多いのは$7.25で、最低賃金のない州から最高はワシントンD.C.の$13.25です。

カリフォルニアの時給が15ドルになるのも2022年までにですから、まだまだ先です。

私の時給はというと

12.5ドル。手取りは18万円ぐらいです!

12.5ドルは、最低賃金よりはマシですが私の業種(ラボテクニシャン)としては低いです。他社であれば、時給14ドルから16ドルが相場なんですよね。

時給12.5ドルだと、フルタイムで週40時間働いたとして、週の手取り$409です。ちなみにアメリカは週ごとの支払いが多いです。

1か月フルで働いて$1636。1ドル=110円だとすると手取り18万円ぐらいですね。

ちなみに派遣社員(Temp employee)はいわゆる人材派遣会社を通じて、その会社に派遣されている人です。

契約社員(contractor)は、1年とか2年とか決まった期間だけ会社と直接契約している社員です。契約社員のポジションもかなり不安定です。

アメリカの派遣社員の時給で生活するのは厳しい

アメリカの派遣社員の実態

手取り18万円から、息子のデイケア代が約9万5千円ほど。ほぼ半分です。子供2人だと、給料全部なくなります!

ほんとうに生活していけるのは、夫の収入のおかげ。日々頑張って仕事をしている夫に感謝です。

家族の保険に入っていない場合は、ここからさらに保険代を払うことになります。

賃金、雇用の安定性から言えば、派遣社員のお給料で生活するのは厳しいです

日本とアメリカの派遣社員の賃金は、それほど変わらないように思います。

むしろ物価や保険の高いアメリカの方が生活がカツカツになります。

正直、8時5時の拘束時間で、給料これだけかと思うとやりきれない時もありますよ。社員さんと変わらないだけ働いてお給料は半分以下とか、3分の1とかですから。

でもそれ以外では、私の職場環境はものすごく楽なんですよね。それで、今の職場でだらだらと派遣社員を続けています。

少し詳しく知りたい

海外で派遣社員を続ける2つの理由

海外で派遣社員として働く女性

日本では、専門商社の総合職でした。8時半から早くても9時過ぎ、終電まで働くこともしばしば。もちろん、出張も残業も飲み会も接待も普通にこなしてました。

虎ノ門で働いていたので、毎朝満員電車で通勤です。

それに比べたら、派遣社員から見たアメリカ企業の正社員の働く環境は、ものすごく恵まれていると思いました。

ちなみに、私はバイオ系の会社でラボテクニシャンをしています。

アメリカ企業と言っても、いろいろ。派遣社員も、工場の組み立て、事務、ITエンジニアまで職種によって色々です。

これはあくまでも一つのアメリカ企業の派遣社員の一例として読んで下さいね。

あわせて読みたい

アメリカで派遣社員の見つけ方はこちら↓

1.派遣社員の働く環境がすごくいい

  • 通勤は車で25分、渋滞なし
  • 8時5時の残業ゼロ!社員も5時前後には帰るのがあたりまえ。
  • 仕事量もほどほど。ある程度時間がかかることが前提で無茶ぶりなし。
  • 仕事後の飲み会なし
  • 出張なし
  • 会議は週に1回か2回だけ
  • 派遣社員には、責任&プレッシャーなし
  • 服装はTシャツ、ジーンズOK(社員もです)

日本でこんな職場なら、きっとうらやましがられますよね。とくに残業ゼロ!というところ。会議は、派遣社員だから直接の上司とのミーティングぐらい。

私の派遣先では、派遣社員は社内の公式な会議には参加できません。

そのことで、やはり疎外感というか部外者だなとか、しょせん派遣だなと思うこともあります。

でもむしろ無駄な会議がなく仕事がはかどるので、会議が少ないのはひじょうにやりやすい。英語の会議はやっぱり疲れるし。

営業をしていたころは、「この見積もり今日中によろしく!」とかしょっちゅうありましが、そんなことを言われることもなく、自分のペースで仕事をさせてもらっています。

アメリカ企業の派遣社員で働いてみて、この環境ならアメリカでも正社員で働ける!という自信がつきました。

派遣社員だと、いつ契約終了になるかわからないし、やっぱりお給料安いし。

早く正社員の仕事に就きたい!と思います。頑張らねば。

2.派遣社員でも人として尊重される

派遣社員も居心地悪くないと思う大きな理由が、派遣社員でも人としてきちんと扱われていること。

私の直接の上司もふくめ、グループ内に就学前の子供をもつ女性が3人います。

正社員の人が、子供が熱をだした、子供の行事がある、病院行かなきゃというので、早退したり遅刻することはよくある話。

派遣社員の私も、息子が熱を出したので病院行きますと言って遅刻したり、今日は休みますと言って休ませてもらったり。(もちろん休んだらお給料は減ります)

お互いさまなので、誰に遠慮することもなく子供の都合で休めます。

子供が理由で休むのは当たり前、仕方ないよねという雰囲気です

これは何も女性に対してだけでなく、男性にも同じです。

子供が熱を出したから、午前中は母親が子供の看病をして、午後からは旦那と交代します。午後は男性が仕事を休みます。

こういうことが、あたりまえ。

お互い家族や個人が優先、仕事はその次という価値観を社会で共有できていること。

残念ながら、日本ではこうはいかないですよね。

どうしても母親が周りに遠慮しながら仕事を休むことになる。

Point

法律や会社の制度も大切ですが、人の考え方を変えていくこと、お互いに人としての生活を尊重することも働きやすい環境づくりには欠かせないとアメリカで気が付きました

海外・アメリカの派遣社員の実態まとめ

アメリカの派遣社員はというより、アメリカの会社の働く環境は、日本と比べるとすごく恵まれています。

そうではない会社もあるでしょうが、基本は残業ゼロ、家族優先です

お給料も大切ですが、子育て中の私が仕事を長く続けるには、やはり仕事の環境というのがとても大切。

残業ナシと言っても、8時5時の仕事。

仕事そのものは楽ですが、家に帰ってからの家事&育児はやっぱりツライ時も。平日は家事も手抜き、夕食も手抜きです。

夫も早く家に帰るので、なんとかやっていける感じです。

夫の手伝いなしで帰宅後に一人で家事&育児をする日本の働くママ達は、ほんとうに頑張っていますよね。

夫を早く家に帰して家事&育児を一緒にすることが、結局は働くママ達の一番のサポートなんだと、つくづく思います。

アメリカでこれから仕事をしようかな?私にもできるかな?と思っている人には、派遣社員おススメです。

いきなり正社員は就職のハードルも、就職してからも大変。

アメリカで仕事と家庭と子育てと両立できるかな?と不安な方は、まずは派遣社員としてアメリカの企業で働くことに慣れてみてください。

アメリカ就職を考えている人へ

コネ無しでアメリカで就職して働くためにしっておきたい11のことをまとめました。

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今日はここまで。では!
Have a good day!

有賀透子

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