子どもが4歳になり、ちょっと気になってきたのは子どもの家庭学習。おもちゃを使わない家庭学習教材がいいなとZ会の年少コースを1年間とりました。
Z会の前は、海外受講で子どもチャレンジの「ぷち」と「ぽけっと」を2歳と3歳の2年間受けました。
こどもちゃれんじは、確かに息子の食いつきは良かったのですが、
- やたら家に増えるプラスティックの細々としたおもちゃがいらなかった
- 踊りのお姉さんがイマイチ(夫の意見というか趣味)だった
ので2年で終わりにしました。
こどもチャレンジのレビューはこちらです。
4歳でうけたZ会の海外受講で幼児コースがそろそろ終わるので、5歳はどうしようかな?とZ会をうけた1年間を振り返ってみました。
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今日のトピック
Z会の海外受講(年少コース)はおもちゃを使わない!
Z会の幼児コースを受講した一番の理由は、Z会の教材は親子でやることが大前提の教材だったから。
こどもチャレンジのおもちゃ攻撃にちょっと疲れたのもあるんですよね。
体験課題、遊ぶのは子どもでも、その場を用意するには親の仕事です。
子どもにZ会の課題をさせようと思ったら、親もやらないといけない。もはや強制参加。(親がやらないと受講費がもったい!)
「もっと子ども一緒に遊びたいけど、実はマンネリで何をして良いのか悩む」ところに、うまく手を差し伸べて、親子でやろうよと言ってくれるZ会の幼児コース。まさに私が求めているものじゃん。
と書いていました!
でも本音は「おもちゃなし」で本当にうまくできるかな?と不安も。
実際は、親子でおもちゃを使わない遊び方で楽しんだ1年でした。
Z会の幼児向け教材
Z会の教材は、
- 子どものアクティビティが紹介している「ぺあぜっと」
- 親向けにペアゼットの解説書
- かんがえる力ワークブック
- 小さな絵本
の4つです。
Z会幼児コースのペアゼット
ぺあぜっとは、子どもと一緒にする工作とか簡単な自然観察と、その年の子どもができそうなお手伝いが紹介されていました。
工作や自然観察は、親子で一番楽しみました。
「アルミホイルで船をつくってお風呂で遊ぶ」のが息子の一番のお気に入りです。ほかは、1回、2回すれば満足した様子。
季節系のものは、日本とは観察できる昆虫とか花とか違うので、ちょっとやりにくかったです。
が、息子はそんなことは気にせず、お花を見つけたり、自分の影やコップについた水滴を発見して喜んだり。
身の回りにあるちょっとしたことでも、子どもにとっては学ぶ機会なんですよね。Z会をとっていなければ、息子の小さな大発見を大切にしていないと思います。
難しくてうまくいかなかったのが、お手伝い系の内容。
例えば、3歳の4月(年少コース)では、いちごを洗ってキッチンペーパーで吹いて、へたをとって、袋に入れて砂糖をふって冷凍庫にいれて凍らせるとか。
これ難易度高くないですか?
12月号では、食べこぼしを布巾できれいにふいて、最後は布巾のゴミをすてるところまで。えー4歳でもそんなことができるのか!とびっくりです。
うちの息子、わざと食べこぼして散らかして遊んでいるぐらいですから。
子どもの成長はそれぞれと頭で分かっているものの、こんな風に教材でおくられてくると
「日本で育っている4歳児はこのくらいできてふつうなの?」
「うちの息子、ぜんぜんできないんだけど。私の子育てなにかおかしい?」
とか、必要のない不安がでてきたり、できない自分と息子にイラ立ったり、プレッシャーを感じたり。
これはよくないなあと。
最近では、お手伝い系の内容は軽く流しています。
Z会幼児コースの考える力ワークブック
こちらは、ひらがな学習以外はほぼやっていました。
と言っても、問題が難しいところはまったくちがう遊びになっていましたが。何か書いたらとりあえずOK!とゆるい感じです。
量的には、ちょっと少ないかなという印象。息子が自分でできるところだけなら、あっという間に終わってしまいました。
数字、ひらがな、絵合わせとか、いろいろな問題が1冊にまとまっているのは、よかったです。
お手上げなのが、ひらがなの問題
我が家は夫も日本人なので、家では日本語です。ただ息子は現地の保育園に生後7ヶ月から週5日、朝の8時から5時半まで通っているので、日中は完全に英語環境です。
おそらく同じ年の子どもに比べたら、英語も日本語もちょっと遅いかなという感じ。保育園でアルファベットを学んでいるところです。
ひらがなは、「あいうえお表」を部屋にはってはいますが、まだきちんと教えていません。「あいうえお」とたまに音読するぐらい。
なので、ワークブックのひらがな問題はレベルが高すぎでした。
5歳、6歳になってからもう一度したら良いぐらいです。
付属の小さな絵本
これがねえ、なんというかお勉強系の絵本でいろいろと工夫というか盛り込み過ぎで絵本自体を楽しめないんですよね。
あと持ち運びに便利なようにと手のひらより少し大きいサイズなので、ベッドタイムで読むには小さいかなと。
息子が気に入った話しもあって、繰り返して読んだ本もあるんですが。
こどもチャレンジの絵本の方が息子は好きなようです。
Z会の幼児教材をやめる理由
振り返ってみると年少コースはとってよかったと思います。ただ、年少コースは取らないことに決めました。
理由は、
- 年中コースのZ会の教材はひらがな学習がメインになり、息子のひらがな学習に合わない
- 1年間Z会をやってみて「教材にたよらなくても、家でいろいろできる」とわかった
この2つ。
ひらがなの勉強は、息子に合わせて教材を自分で用意する予定です。
お手伝い系のことは、教材にのっているお手伝いを息子とやろうとすると、できない、うまくいかないことで私がイライラ。
でも冷静に息子をみてみると、
食べこぼしをいっしょに掃除したり、食後におわんを流しまでもってきたり、掃除機をかけていたらやりたがったり、洗濯物を乾燥機から出してくれたり。
ふだんの生活の中で息子はお手伝いをしてるんですよね。
大切なのは、教材に息子をあわせることではなくて、息子のやりたい気持ちに気がつくことなんだなあと。
これは、アクティビティでも同じです。
Z会で紹介しているアクティビティって、すごく簡単で家にあるものですぐにできるものばかり。
アルミホイルや洗濯ばさみを使って遊ぶとか、コップの水滴をみつけて遊ぶとか。
毎月のZ会のアクティビティをして
「こんな簡単なことで子どもって楽しそうに遊ぶんだ!」
とびっくりすることも。
Z会の教材をとってから「日常の中に子どもと遊ぶネタを探す」ことが多くなりました。
例えば、氷を作るトレーにお水を入れたり、水風船をつくって一晩外においておいて氷をつくったり。それを見てフローズンの世界だ!エルサとアナと一緒!と喜ぶ息子。
できた氷をお風呂にもちこんで、あっという間になくなって遊ぶとか。
こんなことでいいんだ!と自信が持てるようになったのはすごくよかったです。息子のためと言うより、私のためにとってよかったです。
これからはZ会に頼らなくても、息子と遊びながら学ぶことができそうです。
Z会の幼児コースに興味のある方は、お子さんや家庭に合う合わないがあると思うので、海外発送もしてくれる無料体験をまずはとってみてくださいね。
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息子(5歳)の今後の家庭学習の予定
今年は、家で簡単にできるアクティビティを親子でもっと見つけて楽しもうと思います。
ひらがなや数字とか、お勉強系はくもんや学研の家庭学習用のワークブックで十分できそうですし。問題は、むすこがやるかどうかですが。
本格的な工作は、アメリカの子どもたちが受けている通信教材が楽しそうなんですよね。お手頃価格で好きな時に受けられるので、おうちでちょっとするのにちょうどよい感じ。
ためしにアメリカの幼児向け通信教材(クラフト系)で人気のKiwicoのKoalaをとってみたら、息子もすごく楽しそうにしていました。
今年は、ワークブックとアメリカの通信教材をつかって、DIYで息子だけのコースをつくっていこうと思います。
Z会の幼児向け教材のレビューまとめ
Z会の幼児向け教材は、
- 子どもとどうやって遊んだらいいのかちょっと分からない
- 遊びの中にお勉強的なこともまぜて、楽しく学ばせるのが理想だけどやり方がわからない
こんなお母さん、お父さんにこそとってほしい教材だと思いました。
教材やワークシートは、子どもによって合う合わないがあると思います。とくに海外で子育てしている家庭では、ひらがなのお勉強って難しいですし。
我が家の場合は、Z会の教材そのものから学んだことよりも、Z会の教材をつうじて「日常の中にある子どもが学ぶきっかけをみつけること」を学べたことがとてもよかったと思います。
最近は「おもちゃを使わない遊び方」が増えてきました。
これで自信を持ってZ会は卒業です。
もう少し息子が成長してからまたお世話になるかもしれません。
海外子育てのこと
海外受講できる日本の幼児向け教育教材のレビュー
- こどもチャレンジ「ぷち」と「ぽけっと」の海外受講はお値段に見合う?ぷちを続けてよかった理由と来年はちゃれんじを辞める理由
- 海外受講できるZ会の幼児コースのお試し教材レビュー。気になる3歳の息子の反応は?
おうちで簡単にできる3歳向けのくもん式ドリル(アメリカ版)の紹介
アメリカの子どもたちが学んでいる通信教育教材のまとめ。アート・工作・サイエンス系といろいろあって面白いです。一部はアメリカ国外へ国際発送もしているので確認してくださいね。
今日はここまで。では!
Have a good day!
有賀透子
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