ついにアメリカでお掃除ロボット買いました。
お掃除ロボットといえばルンバなんですが、アメリカで買ってもやっぱり高いんですよね。ルンバの安い機種だと、機能的にイマイチっぽいし。
今日は、さんざん悩んだお掃除ロボットの選び方のポイントをお話しますね。
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お掃除ロボット、いざ買おう!と思ったらその種類の多さにびっくり。どうやって選んだら失敗しないのか?我が家にあうお掃除ロボットはどれなのか?
ちなみにアメリカのAmazonでお掃除ロボットをみると、こんなにありますよ!
我が家は散々迷ったあげく、エンジニアの夫が選んだ[amazon link=”B00XELDPL8″ title=”NEATO D80(ネイト)” /]を買いました。
2週間ほどつかっていますが、買って正解、大満足です。
だって、これで普段の掃除機かけしなくてよくなりましたもん。掃除機フリーの生活はこんな感じです。
といっても、いつも週末に1回掃除機をかけてただけなんですが、アメリカの家って広いからそれだけでも手間なんです。
今回は大満足のお掃除ロボット。
実際にアメリカの一軒家で使ってみて、こういうところに気をつけて選んだら失敗しないよ!というのが分かってきました。
アメリカでこれからお掃除ロボットを買おうか迷っている方は、選び方を参考にしてくださいね。
今日のトピック
失敗しないお掃除ロボットの選び方(アメリカ編)
実を言うとお掃除ロボットを買うかどうか3ヶ月ぐらい迷っていました。
お掃除ロボットってそれなりに値段もするじゃないですか。
買うからには、普段の掃除機かけをぜんぶやってもらいたい。でも結局、普段と同じように掃除機をかけないとダメならいらないかなーって。
はじめてお掃除ロボットを買うときって、どのくらいできるのかイメージがわかないんですよね。
なので、今回はアメリカではじめてお掃除ロボットを買う人のために、失敗しないためのお掃除ロボットの選び方を紹介します。
とその前に、お掃除ロボットと言えばルンバ!ですよね。でもルンバだけでもこんなにあります。
ここではすご~く簡単にルンバを3種類に分けて紹介します。
- ルンバ600シリーズ(お手頃価格。細かいことは気にしない、とりあえずルンバが欲しい人)
- ルンバ800シリーズ(きっちり掃除して欲しい人向け。[amazon link=”B00IO9PBPS” title=”ルンバ880″ /]は3部屋まで掃除可)
- ルンバ900シリーズ(一番かしこいルンバ。掃除を全部おまかせしたい人。お値段も最上級!)
1.お掃除ロボットに期待することをはっきりする
いちばん重要なのは、どこまでお掃除ロボットにお掃除を任せしたいか。
例えば
- ある程度きれいに保てればOK。ふだんの掃除機かけが楽になればいい
- 日々の掃除機がけも掃除機をかけてくれる人の代わりになるまで期待する
- 一部屋だけ掃除してほしい
- とにかくお掃除ロボットを使ってみたい
とかですね。
買った後で、こんなはずじゃなかったのに、、、と後悔したくないですから。
私の希望は
私がしている週1回の掃除機かけの代わりに、毎日の生活で使っているスペース、ほぼ一階全体の掃除機かけをぜ~んぶまかせたい。
です。
手抜き家事ばんざい!!ですよー。手抜きじゃないですね、合理化といいましょう。
で、あいた時間は、ママの一人時間。じゃない、子供と一緒に遊ぶ時間です!です!
2.ロボットに掃除をさせたい場所をよく観察する
次に重要なのが、お掃除をしてもらいたい場所の観察です。
- 部屋の広さ
- 部屋の数(区切りのある空間)
- 床の材質
- 段差があるかないか
- テーブルや椅子などのがあるかないか
- ペットがいるかどうか
掃除してもらいたい場所によって、必要な機能が変わります。
掃除をする場所に合わせた機能を見極めるのが、お掃除ロボット選びで失敗しないポイントです!
ひとつひとつ見てみましょう。
1.部屋の広さ
一人、二人暮らしのアパートなら、基本的なお掃除ロボットでも大丈夫。
でも、少し広めの一軒家を1回でそうじするには、大き目のダストボックスが必要です。
掃除機ロボットが自分で掃除できない場所、それは掃除機ロボットのゴミです。ゴミがたまるダストボックスとゴミを吸うブラシの部分。
ダストボックスにゴミがいっぱいになれば、そこで掃除終了です。
ダストボックスの大きさと一緒に確認したいのが、ゴミの捨てやすさ。
せっかく掃除したのに、ダストボックスを取り出す時にゴミがちらかっては元も子もありません。お手入れは楽な方がいいですしね。
部屋の広さに関係するのは、バッテリーのもち。
安い機種だと、バッテリーがなくなればそこで止まってしまって、ホームに戻れない機種があります。
すこしいい機種だと、バッテリーが無くなる前に自分でホームに戻って充電して待っています。
さらに賢い機種だと、充電後に掃除をしていない場所から自動で掃除を再開してくれます。
広い部屋を掃除させたいときは、バッテリーの持ち時間も比べてくださいね。
お掃除ロボットを選ぶポイント1:広い部屋・空間を一度に掃除したいなら、バッテリーの最長稼働時間、ダストボックスの大きさをチェック!さらに充電後、自動で掃除を再開できるかもポイント。
2.部屋の数
掃除したい部屋の大きさと同じく重要なのは、一度に掃除したい部屋の数です。
お掃除ロボットが得意なのは、閉じられた空間の掃除。
部屋がつながっていたり、ドアで仕切られている複数の部屋を掃除するのは、上位機種じゃないとキビシイです。
例えば、ルンバのお部屋ナビでは3部屋が限界。それ以上になると、センサーで位置を確認しながら掃除する上位機種(ルンバ900シリーズ)が必要です。
我が家の場合は、エントランス、リビング、キッチン&ダイニング、マスターベッドルーム、マスターバスの5空間を一度に掃除したかったので、センサー付きの機種が必須条件でした。(詳しくは後でお掃除ロボットの掃除パターン2種類で説明しますね。)
もし一部屋、一部屋ごとに掃除する(一部屋おわったら、誰かがルンバを次の部屋へ持っていく)なら、センサー機能がなくても大丈夫。
ただし部屋のしきりにドアがない場合は、ロボットの進入禁止用のバリアをつくらないといけません。
月曜日はリビング、火曜日はキッチン&ダイニング、水曜日はベッドルーム、木曜日はバスルームとか、私は考えただけでもめんどくさいので、一気に掃除できるタイプにしました。
お掃除ロボットを選ぶポイント2:
- 1部屋ごとそうじするなら、基本的な機能のお掃除ロボットで十分([amazon link=”B00YVQN4F2″ title=”ルンバ660″/]、[amazon link=”B06XRT2B3P” title=”ルンバ690″/]、[amazon link=”B06XVXRYTM” title=”ECOVACS DEEBOT N79″ /]、[amazon link=”B0732KT8L5″ title=”Eufy RoboVac 11″ /])
- 2から3部屋なら、ルンバのお部屋ナビ機能([amazon link=”B004MLWKMY” title=”Virtual Wall Lighthouse” /])が必要([amazon link=”B00IO9PBPS” title=”ルンバ880″ /])
- 4部屋以上を一度に掃除するなら、センサーやカメラで位置を確認しながら掃除する機種が必須([amazon link=”B01ID8H6NO” title=”ルンバ960″ /]、[amazon link=”B013E9L4ZS” title=”ルンバ980″ /]、[amazon link=”B00XELDPL8″ title=”NEATO D80(ネイト)” /])
3.床の材質
フローリング、タイル、カーペットなどですね。フローリングやタイルなら問題ないですが、カーペットの場合は、カーペット掃除に対応した機種が必要です。
カーペットも対応できる吸引力のつよいものや、ゴミを巻き取るブラシがカーペット対応のものなどがあります。
我が家の場合は、9割がフローリングで1割カーペットという感じだったので、フローリング掃除ができればとりあえず合格にしました。
お掃除ロボットを選ぶポイント3:フローリング&タイルならそれほど気にしなくても大丈夫。カーペットなら吸引力の強いタイプを必ず選ぶ。
4.段差があるかないか
1センチ程度の段差なら超えられる機種がおおいですが、たぶん2センチぐらいが限界かなと。和室など3センチ以上の段差があると、別々にそうじしないといけません。
アメリカの場合は、家の中に数段の階段がある場合とか、階段にドアがない場合でしょうか。段差から落ちない、または進入禁止エリアを設定できる機能が必要です。
お掃除ロボットを選ぶポイント4:超えられる段差の高さを確認する。落下防止機能が必要か、進入禁止エリアを設定できるか確認する。
5.テーブルや椅子などがあるか
お掃除ロボットにとって、テーブルや椅子の足はジャマです。人が掃除機をかけるように動かすわけにもいきませんから。
きもちよくお掃除ロボットに働いてもらうには、床にものを置かないのが一番。
でも、ダイニングではテーブルや椅子、ベッドルームにはベッドなど動かしにくいものがどうしてもありますよね。
モノがある場所を掃除するなら、それなりに賢い機種を選んだほうが購入後の満足度は高いです。
「あっココきれいになってない!あっ、こっちもやり残しがある!」(ひょっとして、このお掃除ロボット使えないんじゃ…)
なんてイヤですから。
逆にほとんど物がない部屋を掃除するなら、基本的な機能がついたお手頃価格の掃除ロボットで十分です。おすすめは、お手頃価格の[amazon link=”B06XVXRYTM” title=”ECOVACS DEEBOT N79″ /]、[amazon link=”B0732KT8L5″ title=”Eufy RoboVac 11″ /]。
いくら賢く障害物をよけて掃除してくれるといっても、お掃除ロボットが入れない狭い場所は掃除できません。椅子の足の幅、ベッドの高さとお掃除ロボットの幅、高さを確認してくださいね。
お掃除選ぶポイント5:床にものを置いていない、きちんと片付けるなら大丈夫。床にものを置いた状態でもきっちり掃除したいなら、掃除機ロボットの幅と高さを確認、すこしかしこい機種を選ぶ。
6.ペットを室内で飼っているか?
アメリカの場合、室内で犬やネコを飼っている人も多いと思います。髪の毛のほかにも、ネコや犬の毛もきっちり掃除したい人は、吸引力の強いロボットがおすすめです。
さらに気を配りたいのは、ごみの吸い取り口のブラシの材質です。お掃除ロボットの裏側ですね。
通常の掃除機でも、髪の毛とかがからんで回転ブラシが止まることありませんか?お掃除ロボットも同じ問題があります。
回転ブラシの素材が毛なのか、シリコンなのかで、毛のからみ具合、お手入れのしやすさが変わります。
回転毛ブラシはこんな感じ。これだとすぐに毛がからんでしまいます。あと、これルンバの裏側です。ブラシの位置に注目してください。けっこう内側にはいっていますよね。
シリコンのローラー式はこんな感じ。これはNEATOの裏側で、シリコンと毛ブラシのコンビブラシです。
ブラシの部分を拡大するとこんな感じです。シリコンと毛ブラシのいいとこどりです。
さらにNEATOのブラシの位置に注目してください。
NEATOの方は、回転ブラシが付いている側はぎりぎりまで吸い口があるんですね。これで隅っこの掃除もこまめにしてくれるわけです。
さらに、進入禁止エリアをつくれるかどうかもポイント。ネコや犬の水入れとか、おトイレとかにぶつかってひっくり返したら大変ですから。
ルンバは見えない壁をつくります。NEATOは磁気テープを置いて進入禁止エリアを作ります。
お掃除ロボットを選ぶポイント6:ペットが居る場合は、吸引力、ブラシの材質、進入禁止エリアをつくれるかどうかを確認する。
どんな機能があなたの家で必要なお掃除ロボットの機能がだいたいイメージできましたか?
ここからは、少し詳しくお掃除ロボットの頭脳、賢さの話をしますね。
お掃除ロボットの掃除パターン2種類
まずお掃除ロボットの種類、掃除をする時の動きで分けると2種類です。この2つには、決定的に越えられない壁が存在します。ロボットの頭脳がまったく違うんです。
1.ランダムに掃除するタイプ
1つはランダムに掃除をするタイプ。どこかにぶつかってして微妙に方向転換をして、ランダムに動いて掃除をします。
ランダムに動くタイプの特徴
- 1つの部屋を掃除するのに同じ場所何度も掃除する
- 複数回そうじするので、きれいになる
- 複数回掃除しながら動くので時間がかかる
- ランダムで動くだけだと複数の部屋を確実に掃除するのはキビシイ
- バッテリー充電後に掃除をしていない場所から自動で再開するのはムリ
機種:ルンバ600シリーズ、ルンバ800シリーズ、[amazon link=”B06XVXRYTM” title=”ECOVACS DEEBOT N79″ /]、[amazon link=”B0732KT8L5″ title=”Eufy RoboVac 11″ /]
Ecovacs Deebot N79とEufy Rbo Vac 11は、基本機能を比べているForbesのレビューでも評判のいい機種です。
2.自分の場所や部屋をマッピングしながら掃除するタイプ
もう一つがロボットが自分の位置を確認しながら掃除するタイプ。
センサーやカメラが付いていて、障害物の位置や部屋の壁、自分がどこにいるのかを把握しながら、効率よく掃除をする賢いロボット。
位置を確認しながら掃除するお掃除ロボットの特徴
- 掃除したい場所自分の位置を覚えているので無駄がない
- 掃除時間が短くてすむ
- 複数の部屋の移動も自動でできる
- バッテリーが切れたらステーションにホームに戻り、充電した後に続きから始めるので効率がいい
- 障害物をきちんとよける
価格帯別コスパのいいお掃除ロボット
価格帯別でお買い得感のあるお掃除ロボットを紹介すると
- 予算200~300ドルー[amazon link=”B06XVXRYTM” title=”ECOVACS DEEBOT N79″ /]、[amazon link=”B0732KT8L5″ title=”Eufy RoboVac 11″ /]か、[amazon link=”B00DCCYD6U” title=”モップロボットのBraava” /]
- 予算300~500ドルなら、ルンバの600か800シリーズを買うより[amazon link=”B00XELDPL8″ title=”NEATO D80″ /]。日本で買うならNeatoのこの機種です。
- 予算が500ドル以上なら、ルンバの上位機種[amazon link=”B01ID8H6NO” title=”ルンバ960″ /]かNEATOの上位機種がおすすめ。
このあたりのお掃除ロボットを購入すると、コスパのよいお掃除ロボットが買えますよ。
我が家が選んだお掃除ロボットはNEATO D80
私が希望する掃除機ロボットの条件は
- 普段の掃除機かけのかわりになる。私が掃除機かけをほぼ、ほぼしなくてもいい。
- エントランス、リビング、キッチン&ダイニング、マスターベッドルーム、マスターバスルームを一度に掃除する。
- マスターベッドルームだけカーペットなので、できればカーペットも掃除してほしい
- 1センチの段差を超えられる(エントランスとリビングの間)。
- ダイニングテーブル、椅子の間も掃除ができる(籐の椅子なので、ひっくり返して上に上げにくい)
- 予算は$250ぐらい
でした。
これから我が家のお掃除ロボットに求める機能は
- センサーやカメラで位置を確認しながら掃除する機能
- 稼働時間が長いか、自動で充電できる
- 大きめのダストボックス
- 強い吸引力
この4つだったんですね。
でも、これを満たす機種で$250以下といのはね、さすがになかったです。というかムリ!
ここで、私なら予算重視で$250以下の機種をかっていたところ、さすがエンジニア、しかもこの手のロボット系が専門の夫は、機能に妥協はしませんでした!
妻の予算オーバーを説得できる価格帯で、エンジニアからみても機能的に合格点が出せる機種を探してきました。
それが、今回購入した[amazon link=”B00XELDPL8″ title=”NEATO D80″ /]です。これね、夫に選ぶのを任せてホント正解でした。
(あとで、私が選んでたらもっとショボいの買って、文句言ってただろうって得意気に言われたのがカチン!ときましたけど。一言多いんじゃー!!)
今回は、お掃除ロボットの選び方の話なので、NEATのレビューは次回にします。
はっきりいうと、アメリカでお掃除ロボットに迷ったら[amazon link=”B00XELDPL8″ title=”NEATO D80″ /]にしとけば、よほどの大豪邸じゃないかぎりまず間違いありません。
これ、ちなみに日本で買ったら5万円ぐらいするんですよ!奥さん!
300ドル台で売っていたら買いです。
NEATOのD80の一つ下の機種[amazon link=”B071JDWV7P” title=”Neato Robotics Botvac D3″ /]は、回転ブラシがついていません。なので、すみっこの掃除が苦手かなと。もう一つ上の機種だとWi-Fiに接続できるとか、お掃除機能とは関係のない機能がついています。お好みでどうぞ。
というわけで年末に購入したにも関わらず、我が家の2017年の買ってよかったもの大賞はお掃除ロボットNEATOになりました。
次回は、たっぷりとNEATOのある生活をレビューしたいと思います。お楽しみに。
おまけ:アメリカで買ってよかった家電
アメリカで買って使ってみてよかったキッチンツールや家電のレビューとリストはこちらです。
特にフードプロセッサーとホームベーカリーにはお世話になっています。アメリカでもふわふわ食パンが毎日食べられるのはものすごく嬉しいです。
では、今日はここまで。
Have a good day!
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