「アメリカ出産体験記」高齢出産の出生前診断(First Trimester Screen)と結果

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今日は、アメリカで私が最初にうけた出生前診断(First Trimester Screen)の話です。

アメリカで妊娠。出生前診断(First Trimester Screen)の話

アメリカでは35歳以上の妊婦には、出生前診断が勧められます。

出産時がぎりぎり39歳になりそうな私は、妊娠が分かった時、いや妊娠する前から検査を受けることに決めていました。

この記事はアメリカで妊娠してから出産するまでをまとめた「アメリカ出産体験記」の一部です。

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高齢出産、出生前診断を受ける?

初診の時にもらったファイルにスクリーニング検査の簡単なパンフレットが入っており、ナースからは興味があればドクターに聞いてねとのこと。

ドクターからは、特に勧められる感じもなく、38歳だから受けた方がいいわねというニュアンスでした。

パンフレットがあったのは、First Trimester Nuchal Fold Screeningともう一種類は、人種特異的な異常を検出するテストで、こちらはアジア人は心配いらないからとのことで受けていません。

羊水検査については、パンフレットもなく、リスクに関する説明もありませんでした。

このファーストスクリーニングを受けて、結果がポジティブであれば、受けたらいいわよというごくごく簡単な説明でした。

アメリカで高齢妊娠。最初の出生前診断のこと

アメリカで妊娠12週で私が受けたのは、パンフレットにあったFirst Trimester Nuchal Fold Screeningで、血液検査とエコー検査が一緒になっている検査です。

日本でいうところの、血液検査と胎児ドッグが一緒になった検査と近いのでしょうか。
 
ドクターからは、この検査でわかるのは、

  • あくまでも確率だけであって、確実に染色体診断をしたい場合は、やはり羊水検査を受ける必要があること
  • この検査では、80%の確立でダウン症を検出できるが、5%の疑陽性を含むこと。
  • 検査の結果が1/270 以上でポジティブ、それ以下の値だとネガティブと判断されること

などをこちらの質問に答えつつ説明してもらいました。

アメリカでも日本でも出生前診断の悩みは同じ

検査の予約はしたものの、その後1,2週間ほど例によってネットに釘付けになり、出生前診断について検索していました。

この検査では、ネガティブと結果が出ても、正直まったく安心できない。ポジティブという結果を受けて、羊水検査をする方がむしろはっきりするんじゃないか。それなら、羊水検査だけでいいのでは?

私の不安も疑問も、多くの人が抱き悩むものと変わりありませんでした。

それに対するアドバイスは、結果が分かった時にどう対応するか、夫婦で納得のいく答えを出しておくというもの。

夫は、もしダウン症であれば私たちには育てられない、特に自分たちが亡くなったあと誰が子供の成長をサポートするのか?

という不安が強いと言っており、私もその不安が大きく、もしダウン症であれば諦めるしかないだろうと頭では考えていました。

 ただ、不安は多分にあったのだけれども、同時にこの妊娠が最初で最後の可能性もあり、そうそう簡単に諦められるものでもないという気持ちも同時にあり、決めきれずにいました。

 結局、この検査を受ける時には、結果がポジティブだった場合は、羊水検査をしてそれからその後のことを考えればよいという風に、ひとまず結論を保留しました。

この時私には決められないから。

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アメリカで高齢妊娠。最初の出生前診断のようす

 実際の検査はは、普段のクリニックではなくダウンタウンにある大きなホスピタルの一角にある小さな施設での受診となりました。

この検査には、エコーが見れる数少ない機会でもあるので、夫と一緒に行きました。

検査自体は、お腹の上からのエコーと血液検査。

エコーで見ると、私の子宮が十分な大きさではなく、ベビーがきちんと横に寝ておらず、データ(NT測定)にかなり時間がかかりました。

ベビーの向きを変えるため、強く咳をしてみたり、冷たい水を飲んだりしたけれど、ベビーは熟睡中でまったく微動だにしません。

咳をするだけで、あれほどベビーに震動が伝わるとは思いませんでした。

しまいには、検査技師さんがエコーでお腹を押してベビーを無理やり起こしていました。

しぶしぶ起きて、手足を伸ばすベビー。あなたを検査するために無理やり起こしたのよと思うと、なんというか居たたまれない気持ちになりました。

それでも向きが悪いので、少し歩いて来てと言われて、10分ほど待合室を歩いて休憩した後に再検査になりました。

それでも向きが悪く、万全な測定データとは言えない様子で、今まで取ったデータの中で一番まともにとれたのを使うとのこと。

この日の検査中に測定したNTは最大で1.8㎜だったので、少し安心しました。

その後、血液をとられて無事に終了。
 
結果は、ポジティブの場合は電話連絡、ネガティブの場合は、かかりつけのクリニックに結果を送るので、知らせがないのはよい知らせと言われ、日本でも同じことを言われそうだなと思いました。

 一週間以内に連絡がなかったので、結果はネガティブ。

その数日後にクリニックから結果はネガティブでしたという電話連絡をもらいました。

検査をしてくれた技師からは、過去5年間でネガティブだった人からダウン症の子供は生まれていないから、この検査は信頼できるわよと言われていたので、夫は一安心した様子です。

ただ、私はそうはいっても、すべてのケースを追跡調査しているわけでもあるまいし、これで何が分かったということもないのではと、結局検査前と何も変わっていない気がしています。

それでも、羊水検査を受けようと思わなくなったのは、検査のためにエコーを見たときから、結果がどちらでも生もうと思ったので、もうどちらでもいいかという気持ちになったからかもしれません。

 日々、おなかをさすって無事に生まれてくれるのを祈るのみです。

アメリカで高齢妊娠。出生前診断の結果:追記(April 13)

10日後ぐらいに、クリニックから検査結果はネガティブでしたと連絡が来ました。

詳細はその時聞かなかったので、次の検診の時に聞いてきました。私の年齢の平均値は1/175であるところ、私の結果は1/1700ということでした。

かなり確率の低いネガティブな値だったのでほっとしました。

このテストを受ける前は、どうせ確率しか分からないし、私の年齢ではリスクが高いと出るに決まっているから、受けても受けなくても良いのではないか、とも思ったのですが、思いのほか低い確率で驚きました。

これならば、いきなり破水のリスクもある羊水検査を選択しなくて良かったと思います。

あくまでも確率なので、染色体異常のある可能性は0ではないです。あとは、その人、その夫婦によるんですよね。

今日はここまで。では!Have a good day!

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