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ライフコーチ有賀透子

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アメリカ企業の研究職の就職面接レポート。海外で研究職で働く!

7月 15, 2018 By Toko Aruga 9月 28, 2018

海外で研究職につく!今回はアメリカでの就職面接のレポートです。

先日、アメリカ企業のバイオ系の研究職の就職面接を受けました。アメリカでの就職面接ってこんな感じというのが伝わればいいかなと詳しいレポートにしました。

あわせてアメリカのバイオ系の研究職のポジションについても簡単に紹介しますね。

私はこうしたら面接に受かるよ的なアドバイスはできませんが(なにせ今までさんざん落ちまくっているので)、これを読んでこれから面接する人が対策を立てる参考にしてもらえたらうれしいです。

今日のトピック

  • 1 面接のバックグランド
    • 1.1 面接前の状況&バックグランド
    • 1.2 応募したポジション
    • 1.3 面接までの過程
    • 1.4 面接の服装
  • 2 学歴別の研究職のスタート年収
    • 2.1 学位別のスタートポジション
    • 2.2 学位別の研究者の年収
    • 2.3 各ポジション間の昇格は難しい!
    • 2.4 日本の会社のポジションとの比較
  • 3 アメリカ企業の就職面接はマンツーマンが基本
    • 3.1 面接の質問内容
  • 4 面接を受けた感想
  • 5 アメリカ企業の理系研究職面接のまとめ
  • 6 アメリカ就職を考えている人へ

面接のバックグランド

簡単に面接までの状況とか私のバックグランドについて書いておきます。

面接前の状況&バックグランド

海外で研究職として就職して働く女性

私は今は派遣社員としてとあるアメリカのバイオ企業でラボテクニシャンをしています。かれこれ2年ちょっと。

日本でマスターをとって3年ほど博士課程に在学しドロップアウトしたので単位取得退学組です。

研究現場からはその後離れて、アメリカで再就職するさいにラボにもどったのでブランクが13年。

このブランクを埋めるために派遣社員をしています。2年もやれば感覚とか知識とか、だいたいテクニカルなところは追いつきました。

アメリカで働く自信もついたので、久しぶりに派遣先の会社の空ポジションに応募しました。

あわせて読みたい

  • 詳しいプロフィール
  • 私がアメリカで時給12.5ドルの派遣社員を2年間もだらだらと続けている理由

応募したポジション

今回面接にしたポジションは、シニアリサーチアソシエイツ(senior research associate)です。日本語でいうと上級研究員になるのでしょうか?

日本企業で研究職の仕事をしたことがないのでわかりませんけど。

派遣先企業の正社員の求人をみて社内システムから応募しました。

面接までの過程

通常は書類審査→電話面接→対人面接になりますが、今回は電話面接はパス。

私は2年ちょっと今の会社で派遣として働いているので、それなりに信用されているのかなと思います。前回応募した別ポジションのときは電話面接で落とされました。

履歴書とカバーレターは、プロのレジュメライターサービスを使ったので、それを少し手直ししました。プロが書いたレジュメはやっぱり見た目がよかったです。

面接の服装

日本で働いていたころのスーツが数着あるので何とかなるだろうと思っていたら、前日に試着してびっくり。ことごとく入りません!!

普段はTシャツ&ジーンズで出勤なので、まともな服ってしばらく着てなくて。しょうがないので、夏用のワンピースにジャケットを羽織っていきました。

日本だったらこれで面接?という服装ですが、ここはアメリカ。気にせずに行ってきました。他に選択肢もなかったですし(汗)。

アメリカ企業の就職面接の服装

学歴別の研究職のスタート年収

アメリカ企業の研究職の年収は学歴で決まっている

今回応募したポジションがどんな位置で、他の研究職のポジションはどんなものがあるのか簡単に説明しますね。

日本よりも学歴社会のアメリカは、とった学位によって就職のスタート地点が決まっています。出身大学よりもどの学部で何の学位をとったかの方がよほど重要です。

学位別のスタートポジション

  • 博士・ドクター→サイエンティスト
  • 新卒博士・ドクター→ポスドク(契約社員)
  • 修士・マスター→シニアリサーチアソシエイツ←今回の面接はここ
  • 学士・バチュラー→リサーチアソシエイツ
  • 学士新卒やブランク有などの事情がある人→ラボテクニシャン(派遣社員)←今ここ

ちなみに年功序列なんて概念は存在すらしません。

新入社員のドクターのサイエンティストが社歴10年をこえるベテランのシニアリサーチアソシエイツの上司になることも普通にあります。

学位別の研究者の年収

バイオ系の大きめの会社でのざっとしたスタート時点での研究者の年収を紹介します。あくまでも参考値ですよ。

  • 博士・ドクター→サイエンティスト(推定年収:850万円~)
  • 新卒博士・ドクター→ポスドク(推定年収:700万円~)
  • 修士・マスター→シニアリサーチアソシエイツ(推定年収:650万円~)
  • 学士・バチュラー→リサーチアソシエイツ(推定年収:500万円~)
  • 学士新卒やブランク有などの事情がある人→ラボテクニシャン(推定年収:200万円~300万円)

さらに各ポジションの中でランクがあり、そのランクによってお給料に差があります。

例えば、他の会社で経験のある人がシニアリサーチアソシエイツとして転職すると、シニアリサーチアソシエイツの中で上位ポジションになり、お給料も750万円とかです。

あわせて読みたい

業界のお給料を調べたい方はこちらの記事を参考にしてください。

  • Glassdoorで海外の会社のお給料を調べる方法

各ポジション間の昇格は難しい!

リサーチアソシエイツからシニアリサーチアソシエイツへは、5年以上の実務経験をつむとか、マスターをとればシニアリサーチアソシエイツに昇格するチャンスはあります。

昇格の基準は会社にもよるし、何よりその時の会社の業績にもよります。

シニアリサーチアソシエイツからサイエンティストへの昇格は、ドクターを持っていない場合は相当難しいです。

よほど業績を残すとか何かないとまず無理。

サイエンティストの上は、シニアサイエンティスト、さらに出世するとリサーチマネジャーとかだんだんとリサーチの現場から離れマネジャー寄りのポジションになっていきます。

上に行けば行くほど現場から遠のくのは日本もアメリカも変わらないですね。

日本の会社のポジションとの比較

サイエンティストは課長以上、シニアリサーチアソシエイツは係長、リサーチアソシエイツは課員、ラボテクニシャンは派遣さんといったところです。(私の独断と偏見です)

だいたいの役割や責任もそれに準じていると思います。

アメリカのサイエンティストには、深い専門知識はもちろん、プロジェクト遂行能力やチームマネージメント能力など社会人としても高い能力を期待されます。

このあたり、日本の博士に対するイメージとはだいぶ違うような気がするのは私だけでしょうか?

アメリカ企業の就職面接はマンツーマンが基本

海外で研究職の就職面接を受ける女性

前置きが長くなりましたが、面接のレポートです。

アメリカ企業の技術系の面接はマンツーマンが多いです。エンジニアの夫に聞いてもマンツーマンが基本ということでした。もちろん会社や業界によりますが。

今回の面接は2時間半ありました。

一人30分で5人と面接。チームリーダーのシニアサイエンティストと4名のサイエンティストとの面接です。実際に就職してから一緒に働くことになる主要メンバーですね。

5人中アメリカ人は1人という、国際色豊かなメンバーだったので、この中に入るのは楽しそうだと思いました。

面接の質問内容

  • 研究プロジェクトの説明
  • チーム構成の説明
  • レジュメの確認(レジュメの中での空白時間のこと、いつアメリカに来たのかなど)
  • 私のバックグランド・実績・技術面の確認(現時点でできること、できないことを明確にしました)
  • 今の仕事の内容
  • 応募動機(2人ぐらいにしか聞かれなかったし、現在のポジションが派遣だからと言ったらそれで納得されました)
  • 渡米した理由
  • 働き始めた場合の心配事
  • 環境が変わることへのストレス対応は?
  • 時間管理の仕方など働き方について
  • 研究で好きなこと
  • トラブルシューティングやプロトコル開発のコツ(私のレジュメのイチオシポイントがトラブルシューティングとプロトコル開発だったので)
  • ラボ見学
  • こちらからの質問(技術的なことだったり、働き方だったり、その人に聞いてみたいことを聞きました)

今回はいわゆるBehavioral questionsと呼ばれるタイプの質問は少なかったです。あったとしても、研究姿勢と関係した内容だったので、答えるのが楽でした。

一般的なBehavioral questionsは電話面接で主に聞かれる印象です。参考までにこんな感じの質問です>>30 behavioral interview questions you should be ready to answer (USA Today College)

今回応募したポジションの研究テーマは今と全く違うところ。私のバックグランドとも全くかぶりません。

この点はすごく不利ですが、面接の中でも研究テーマに関する知識はほぼないのでこれから学びますと伝えました。

その分、求められるスキルには自信・実績ありということを面接官ごとにアピールしました。

持ち時間が余った人と少しオーバーした人といましたが、最後は時間通りに終わりました。始まる前はトイレから出たくないほど緊張しました。

どうにかこうにか終わってホッとしてます。

面接を受けた感想

研究職で海外就職した人がディスカッションをしている

正直手ごたえがいいのか悪いのかあまり分からないです。

私的には悪くはなかったとは思いますが、こればっかりは相手次第なので。私以外にも候補者が2名ぐらいいるらしいので、結果はどうなるかわかりません。

受かればうれしいですが、まあ落ちても次の機会をねらってぼちぼち頑張りますという心境です。

今のチームは居心地がいいので、このままぬるま湯にいるのもいいなあと思う反面、もうひと頑張りしてアメリカでまともなキャリアを積みたいと思う気持ちもありますし。

なるようにしかならないから、まあええか。という感じ。

結果が分かれば追記しますのでしばしお待ちください。たぶん、1か月後とかそのくらい。大企業は遅いのよ。

あわせて読みたい

結局このポジションは募集したものの、会社の事情で採用見合わせとなりました。その後に派遣として働いていたチームの空きポジションに応募して無事採用になりました!

  • 日本の理系大学院卒、コネなしPh.D.なし、ブランク10年以上でアメリカで研究員として就職できた理由

アメリカ企業の理系研究職面接のまとめ

ビザの問題はありますが、日本でマスターをとっていればドクターを持っていなくてもアメリカ企業で研究員として働くチャンスはあります。(受かれば、できます!って宣言するんですけどね)

今は声を大にして言います!日本のマスターでもアメリカ企業の研究員として働けます!!

アメリカ企業の就職面接は、書類(レジュメ)審査、電話面接、対人面接の順番です。対人面接は、マンツーマンが基本なので、かなり個人的な面接をする印象です。

会社によっては、対人面接が2、3回ある場合や、プレゼンをする場合などもあるので、事前に情報収集して対応してくださいね。

アメリカ企業の研究職面接の様子が少しでも伝われば幸いです。

アメリカ就職を考えている人へ

コネ無しでアメリカで就職して働くためにしっておきたい11のことをまとめました。ビザのことから、求人の探し方、実際に働き始めた時の見えないストレスなどです。

アメリカ就職する女性

今日はここまで。では!
Have a good day!

有賀透子

Filed Under: 思考からの現実創造, アメリカで就職 関連タグ:海外就職,海外転職,就職面接

About Toko Aruga

We're Unstoppable! 認定ライフコーチ有賀透子です。

「本当の私はもっとできるはずなのに」というあなたの直感は正しいです。「脳」のクセを知ることで、あなたもまだ知らない「本来の可能性」を引き出すUnstoppable brainを手に入れられます。

真面目にコツコツ頑張ることが得意なアラフォー以降の起業した女性が、望む以上の結果を出してこれからの人生を思いきっきり楽しんで欲しい。

特に論理的に自分を理解したい人向けにシンプルでわかりやすいロジカルなコーチングをしています。

→詳しいプロフィールはこちらからどうぞ。

Reader Interactions

コメント

  1. クッキー says

    12月 5, 2023 at 1:03 pm

    ラボテクの給料じゃ家賃も払えないと思いますが、福利厚生が良いのでしょうか・・?

    返信
    • Toko Aruga says

      12月 29, 2023 at 12:55 am

      ラボテクのお給料では、場所にもよりますが一人暮らしがやっとですがかなり厳しいです。

      返信

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