アメリカでも果実酒が飲みたい!だけど、青梅も、ホワイトリカーも、角砂糖もないのであきらめていました。
色々な果物をつけた写真を友人のFacebookで見て、「ひょっとしたらアメリカにある材料で果実酒作れるんじゃないの?」と思い立ち、早速検索。そうすると、案外どんな材料でも果実酒がつくれそう!
去年試しにつくってみたところ、けっこういい感じに出来上がったので、今年もさっそくつけてみました。
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今日のトピック
アメリカで手に入る材料で作る果実酒(アプリコットとラム酒)
梅は手に入らなくても、この時期に手に入るアプリコットを使っています。他にもネットで検索すると、いろいろな果実酒が作れるようなので、ぜひ試してみてください。
宝酒造さんの果実酒の季節には、季節別の果物酒の作り方がのっています。果物だけでなく、紅茶、コーヒー、緑茶でも作れるとは、驚き。コーヒーを試してみたい。
今回のアプリコット酒は、Cookpadの7月の果実酒(Muchkin’s Momさん)のレシピを参考にしました。ありがとうございます!
はちみつアプリコット酒の材料
- 大きめのアプリコット10個
- ラム酒(Paramaountを2Lぐらい)
- はちみつ 600gぐらい(お好みで加減してください)
- ガラス製のジャー(TJ Maxで7ドルぐらいで買いました)
はちみつアプリコット酒の作り方
- ガラスのジャーを洗い乾かす
- アプリコットのへたが付いていれば、つまようじで取り除き洗って乾かす
- つまようじかフォークでアプリコットに穴をあける
- ガラスのジャーにラム酒を少量入れて、ジャーの中を殺菌する
- ラム酒を含ませたペーパータオルでアプリコットを拭き、ジャーの中に入れる
- はちみつを上から入れる
- ラム酒を入れる
- 温度の変わらない場所に保管する
- 最初の1週間は、1日一回軽く混ぜる(これ重要!!はちみつは溶けにくいです)
- 6か月は待ちたいですが、3か月後ぐらいから飲めます
アプリコット酒を作るときの注意点
- ビンは耐熱ではないので、熱湯を入れたら底が抜けて割れます!
去年は、熱湯消毒しようとしてジャーをひとつ割ってしまいました。言い訳すると、仕事で使っているガラスの実験器具が全部耐熱ガラスなので、ついガラスは耐熱だと思ってしまうんです、、、。気を付けてくださいね。 - つけてから3か月から6か月の間でアプリコットを引き上げる。
長くつけると、渋みがでてきます。去年、6か月でアプリコットをとったらほのかに渋みがついていました。この辺もお好みで。 -
もわもわーと濁ってくることがありますが、基本的に大丈夫です。アプリコットを引き上げるときに、コーヒーフィルターかペーパータオルでこしてください。
去年は、6か月ほどつけていると、いい感じに色がついてきました。
濁りがあったのでコーヒーフィルターでこして、ロックや炭酸わりでおいしくいただきました!今年のアプリコット酒が出来上がったら、ブログにアップしますね。たぶん、12月ごろ。楽しみ!
砂糖とはちみつのあまーい関係
果実酒のレシピをみていると、たいていホワイトリカーと角砂糖でつけています。
ホワイトリカーの代わりは、ジン、ウオッカ、ラム、ブランデーと好きなものを選べばいいの困りません。
角砂糖の代わりは、はちみつで代用するとしてその分量は砂糖と同じ?少ない?多い?ということでちょっと調べてみました。
サクラ印ハチミツさんのHPによると
はちみつは砂糖の1/3の容量でおなじ甘さ、しかもカロリーは砂糖よりも抑えめです。
はちみつはお砂糖よりも甘味度が高いので、お砂糖の1/3の容量でほぼ同じ甘さです。つまりはちみつ小さじ1杯(5ml)の重さ7gと、お砂糖大さじ1杯(15ml)の重さ9gと同じ甘さなのです。
ですからはちみつのカロリー294kcal/100g、砂糖のカロリー384kcal/100g(五訂日本食品標準成分表より)から換算しますと、はちみつ7gの場合のカロリーは約21kcal、お砂糖9gの場合のカロリーは約35kcalとなり、同じ甘さで比較するとはちみつはお砂糖の約60%のカロリーということになります。
同じ甘さにするには、砂糖の1/3のハチミツ(容量)でいいということですね。はちみつは砂糖の1/3使えばいいかと思いきや、重さで比べるとはちみつ7グラムが砂糖の9グラムと一緒。
ということは、砂糖の77%の重さのハチミツを使えばよいということ。
つまり、砂糖が100gならば、はちみつは77g。というわけで、レシピの角砂糖の分量よりちょっと少な目が目安ということです。
最初に紹介した宝酒造さんのレシピと比べると、私のレシピだと はちみつが多いかも。
去年はこのくらいの分量で漬けて十分おいしかったのですが、来年はもっとアプリコットの量を増やして、はちみつを減らして漬けてみようと思います。
アメリカで作る果実酒のまとめ
果実酒づくりは、意外と簡単です。いろいろな果物で作って楽しめるので、アメリカで手に入りやすい季節の果物を使って、楽しく作ればOK!
砂糖の代わりにはちみつを使う時の目安は、重さだと砂糖の8割、見た目の容量では1/3が目安です。
実際に果実酒を作っている人のブログを読むと、結構適当な分量で漬けているようです。Zochikaさんの一日一善「酒浸りの夏」とか、果実酒を作っているのが楽しそうです。
私も、モモとアメリカンチェリー、ブラックベリーもつけようと思います。好みの分量を見つけるのも、果実酒を作る楽しみのうち。いろいろ試してみたいと思います。
アメリカンチェリーとモモの果実酒もつくりました
アメリカンチェリーはカナディアンウイスキー、モモはホワイトラムではちみつでつけました。
アメリカンチェリーとモモ酒の作り方メモ
- アメリカンチェリーはへたをとって洗って水けをきってアルコールでふいて使う
- まだかたくて食べられなさそうなモモを使う(アメリカのモモはたいてい硬くて酸っぱいのでちょうどよい)
- モモはよく洗って乾かしてアルコールで拭いてから入れる
- 分量は適当。はちみつは、100-150g(はちみつは溶けにくいのでこまめにまぜないと全然甘くないお酒になります。なりました、、、)
使っているビンはメイソンジャーの1.5Lサイズです。モモは変色しやすいそうなので、空気にふれないよう上までラムを入れています。
モモは付けてからすぐに色がつき始めました。2時間ぐらいでピンクというか赤っぽくなっています。着色料か?と思うぐらい色がつきました。
2か月ぐらいでモモは引き上げる予定です。どんな味になるのか楽しみ。
【注意!!】
- ここでチェリーを漬けたのはウィスキーでした。本当はブランデーでつけるはずだったのに。ウィスキーで漬けたらものすごく飲みにくいです。もうお料理に使うしかないレベル。
- 甘さがやっぱり足らない。はちみつがほとんど溶けてないぐらいです。飲む時にはちみつを足すか、甘めのサイダーで割るとちょうどいいです。
氷砂糖がないか探したらアマゾンにありました(Teavana Belgian Rock Sugar )。氷砂糖はRock Sugarというんですね。どうやら紅茶などにいれるようですが、次回はこちらで作ろうと思います。
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今日はここまで。では!
HAVE A GOOD DAY!
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