重さもはかれる計量カップ(Digital Measuring Cup)、使っている単位がややこしいアメリカではあると便利なキッチンツールのひとつです。
アメリカで暮らしの不便なことをの一つが単位。オンスとかパウンドとか言われても、どのくらいか想像できない。
アメリカのレシピを使うと毎回単位をmLやgに計算しなおすのが超めんどくさい!そもそも1カップが200mlじゃないし。
何か良いものないかなと探していたら、計量カップなのに重さもはかれる”デジタル計量カップ”を見つけました。さっそくAmazonで買って使ってみたのでレビューします。
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今日のトピック
アメリカのキッチンで使う単位はややこしい
日常生活の中でアメリカ生活でめちゃイラっとするところといえば、英語はおいとくと単位です。単位!なんでメートル法を採用しなかったんだーーー(怒)。
でも私の仕事では全部メートル法なので、アメリカ人が頭を悩ましているところをみて、ちょっと優越感にひたってます。このくらいはいいよね。
アメリカのキッチンで使う単位
そもそも計量カップの1カップが200mlではない!!最初に知ったときは、軽い衝撃でした。
アメリカの計量カップ1カップ=236.558mL
おおざっぱに240mlです。なんでこんな中途半端かというと、1カップ=8オンス(fluid ounces)=half a pintだから。ビールを頼むときもたいていpintですね。
計量スプーンは1 teaspoonが小さじとおなじ5cc。1 tablespoon は大さじと同じ15ccです。これは、日本の感覚とおなじです。
あとは使う単位がオンスとかパウンドとかね、もうやめてーーーです。
オンスは液体は fl oz(fluid ounces)で、1fl oz=30mlが目安。重さのオンスは、1oz=30gが目安ですね。
重さはパウンド(lbs)。スーパーの量り売りの単位はパウンドが多いですよね。1パウンド453gですが、私はざっくり500g弱をイメージしています。
こんな感じに超めんどくさいアメリカの単位。これだけで、アメリカのレシピを見るのがめんどくさっ!!
そんなアメリカ生活のイライラをすこし取り除いてくれそうなのがデジタル計量カップ。もちろんアメリカの単位だけでなくmLとg表示もしてくれます。
これは、頼もしいぞ-。私が買ったのはTaylor Precision Products Digital Measuring Cup and Scaleです。
[amazon box=”B002E1AVTI” template=”horizontal”]TAYLORのデジタル計量カップを使ってみる
ではさっそくピザ生地づくりにデジタル計量カップをつかってみます。
使い方はとっても簡単。ボタンは3つだけ赤い持ち手のところについています。
- 電源:On、3秒の長押しでOff、6秒の長押しでゼロ調整
- M:モードボタン、砂糖、小麦粉、水、ミルク、オイル、重さが選べます。
- U:ユニットボタン:パウンド、オンス、グラム、ミリリットル、カップなど
水平なところで電源をいれてゼロになることを確認。Mではかりたいものを選んで、Uで単位を決めたらOK。とりあえず重さをはかるならUでグラムを選んだらOKです。
たとえばMで小麦粉を選んで、単位をカップにすると、小麦粉の量をカップで表示してくれます。いちいち体積から重さに単位換算をしなくても自動で計算してくれるのですごく便利。
ほかにも牛乳100mlは、牛乳を選んで単位をmLにしてはかるとか。これはかなり正確にはかれますね。お菓子作りをする人、レシピを作る人にはこれはものすごく便利。
気になるデジタル計量カップの正確さは?
家にあるデジタル天秤とくらべてみます。うちのデジタル天秤もおなじTAYLORです。もう数年つかっていますがトラブルなしです。デジタル天秤の上にデジタル計量カップをのせてそれぞれゼロ調整をしてはかって数値をくらべました。
- デジタル天秤の上にデジタル計量カップをのせます
- デジタル天秤のゼロ調整をします
- デジタル計量カップの電源をいれてゼロを確認します
- モードとユニットを設定
- 計量してデジタル天秤とデジタル計量カップの測定値を比べます
結果は、デジタル計量カップの方がはかる量が多くなると若干多めに表示されます。
ぴったりではなかったですが、大きく値がずれることもなく計量できました。250gでは1gのズレ、500gになると3gのズレという感じ。(微妙にズレとるやん、、、。ピタッと両方一致!すごいTAYLOR!!となるはずだったのに)
お水では同じ値になりました。これです、私が期待したのは。はかる量やモノによって、多少の誤差がでるようですね(汗)。といってもどちらの天秤が正しいのかわからないのですが。
実験にはつかえませんが料理につかうには問題なし!ということでお願いします。まあ、毎回おなじ天秤を使えば、ほぼほぼ問題なしでしょう。私が作る料理の適当さならぜんぜんOKです。
これ考えた人すごい!アイデア商品ですよね。
TAYLORのデジタル天秤
私が買ったTAYLORのデジタル天秤のスペック
- はかるものの最高温度は70度
- 3000g、1420ml、6cup、48 fl ozまで表示可能
- 体積の最小単位は1mL
- 重量の最小単位はg
- 天秤の測定範囲は最大3kg、6.6lbs
他のメーカーのものでは、カップ部分が取り外しできるもの、カップがステンレス製のもの、カップというよりボールのような形のものなどありました。カップ部分がはずれるとお手入れは簡単そうですね。
各ブランドのレビューを読むと、安かろう、悪かろうの印象もあったので、私は家にあるデジタル天秤とおなじブランドのTAYLORにしました。長く使えるといいな。
デジタル計量カップのお手入れの仕方
基本は手洗い。お水やぬるま湯(70度以下)で中性洗剤を使って洗います。普通にキッチン用の洗剤で手洗いしています。あとは自然乾燥か拭き取って終わり。食洗機はダメです。
[amazon box=”B002E1AVTI” template=”horizontal”]おまけ:小麦粉や砂糖の保存容器
上の写真で小麦粉を入れているのは、小麦粉や砂糖を紙の袋ごと入れられるという、これまた私のようなずぼら主婦お助けグッズです。
その発想はいいんだけど、小麦粉を紙の袋ごと入れて使っていたら、紙とプラスティックの間に小麦粉が入ったり、フタが外れてどばーーーっと小麦粉が出たりでイマイチ。サラッとしている砂糖ならイケるかも。
今は紙の袋からだして直接小麦粉をいれています。小麦粉が一袋まるごと入るのがいいですよ。容器のサイズ違いがあるので、買うときはサイズ、特に高さを確認してくださいね。
[amazon box=”B00MHRE8X4″ template=”list”]デジタル計量カップのまとめ
少し前に見つけて気になっていたデジタル計量カップを使ってみました。
思った通りの使い勝手です。ボタンも3つでシンプルで簡単に使えます。
重さだけでなく、お水、ミルク、小麦粉、砂糖は体積もデジタル表示できるのがとても助かる!
しかもアメリカのあのややこしい単位で表示できるので、単位換算しなくてもそのままはかれるという。アメリカ生活を楽チンにしてくれる便利キッチンツールの紹介でした。
マイナスなのは、熱湯はいれられないこと。これはしょうがないかな。
今日はここまで、では。
Have a good day!
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