今までに出会った痴漢の体験を書きます。
痴漢にあったことありますか?痴漢をされている現場を見たことありますか?痴漢をしたことありますか?
もし今までに一度もそんな場面をみたことがないあなたは、運がよかっただけです。今までになかったからと言って、これから痴漢に合わないという保証はありません。
痴漢にあわないひとはあいませんが、痴漢被害にあう人はなんどもあってしまうんです。残念ながら普通に生活しているだけで、ふつーに痴漢にあうのが現実です。
先日、痴漢を疑われた男性が線路に入り電車にはねられ死亡するという事故がありました。その他にも、たびたび痴漢を疑われた男性が線路に逃走するということがたびたび起こります。
- 痴漢指摘され線路に飛び降り、電車にはねられ死亡(朝日新聞)
Twitterでも、冤罪と痴漢の話題でもちきりです。
私が唯一言いたいことは、「痴漢をしてのうのうと普通の生活をしている男性」に全ての責任があるということ。
「痴漢をする男」がいなくならない限り、冤罪におびえ続けるのは男性達であり、冤罪の被害にあうのも男性です。
普通に生活していてこれだけ痴漢の被害にあうことが異常です。冤罪が起こることは警察と司法の問題。痴漢をつかまえようと声を上げる女性の問題ではありません。
そして女の子のお父さんには、今の日本では娘さんも簡単に痴漢の被害者になることを知ってほしい。
では、普通に暮らしていてどのくらい痴漢被害にあったのか、私の体験を書きたいと思います。
今日のトピック
私が出会った痴漢男たち。捕まれ!
1.小学校1年のとき。つきまとい、お前は何をやりたかったんだ?マン
おそらく20代ぐらいの男性に付きまとわれました。
友達のAちゃん、Bちゃんが遊ぼうと呼びにきたので社宅のはずれにある公園にくと20代の男性がいました。Aちゃんの話では、その男性がわざわざ私を指名して公園に呼んできてとたのんだとのこと。
その男性、特に話しかけてくるわけでもなくただ、ただ見ているだけ。公園の外にでると、そこまで距離を置いて追いかけてくる感じ。さすがに変だとおもって、Aちゃん、Bちゃんと社宅の中へ逃げました。
私の友達関係まで知っていたので、何日間は後をつけられていたんだろうと思います。その後何もなかったのは幸いでした。
2.小学校2年のとき。舌出しレロレロマン
小学校からの帰り道、友達のC子と一緒に両側にドブ川がながれる細い道をあるいていました。車やバイクはとおれず、歩行者だけの道です。
めったに人に合わないその小道の先に男性がひとりたっていました。「なんかやな感じがするから、別の道を通ろう」とC子に言ったものの、C子の家はこの細い道を抜けて角をまがったらすぐ目の前です。
えーなんで?家すぐそこだよ。というC子にうまく説明できずに男性の方へ歩いていきました。その男性、道を譲るでもなく真ん中に立っています。
細い道なので、私達も止まるしかありません。足を止めたところで、気がついたら目の前に男性の顔が。しかも、舌をでれ~っと出してどんどん近づいてきます。
うわっ!とおもってとっさにしゃがんで、男性の足のすぐ横を通るようにして走って逃げました。隣りにいたC子は何が起きたのかわかなかったようす。私が走ったのに連れられて、すぐに追いかけてきました。
万が一あの時やられてたらとおもうと、、、。コイツだけはほんとに闇に消えてほしい。
3.小学校3年の時。エロ質問男
この日は、友達のDちゃんと歩いていました。Dちゃんの家の近くで男性に声をかけられました。道でも聞かれるのか?と思いきや、聞かれたことは
「お母さんとお風呂はいってる」
「お母さんのXXXとかYYYとかみたことある?」
「お母さんのXXXってどのくらいの大きさ?」
などなど。すぐにおかしいと思って、二人で走って逃げました。
アホかこの男は。
小学校時代にあった痴漢は、私は親には一言もいいませんでした。娘さんが言わないからといって、痴漢にあったことがないわけではないですよ。
中高はとくに痴漢に合わずに無事でした。学校より、素足でコートを来た男出没注意やハンドクリーム塗らせて男出没注意とかありましたが、私は出会わなかったです。
4.大学の時。我慢ができない男その1
大学からの帰り道向かいからできる自転車を押してテニスウェア起きた大学生らしき人が近づいてきました。部活の先輩かとその男性の顔を見極めようと見ていたら、らすれ違いざまがっしり胸を掴まれました
まぁいうほど胸はないとはいえですよ、正面からからがっしりです。ポッカーンとしていたら、その男自転車に乗って逃げました
体育会系だったので、すかさず後を追いかけましたが自転車にはおいつけず、逃げる背中に向かって「バカヤロー!」とどなるのが精一杯でした。
スタートが一歩出遅れたのが悔やまれます。
こういう男が、どこかでのうのうと社会人をやってるかと思うと、許せません。
5.大学の時。我慢ができない男その2
大阪の十三駅の渡り廊下で乗り換えをしようと歩いているとき、後ろから来た男性が尻をペロッと触って過ぎ去ろうとしました。
その時もジーンズ履いてたんですけど。スカートとか露出の高い服でなくてもコレですよ。アホか。
スーツカバンをもって背広を着たみため普通のサラリーマン風の男性です。
目の前に痴漢の背中があったので「今度は逃がすか!」とすかさずエロリーマンに後ろから近づきました。もちろんグーパンチの準備して。
目の前にヤツの頭が迫った時に「万が一間違えていたらどうする?」と一瞬理性が。さすがにグーで頭は、間違ったていたらマズイとおもって、握っていた手をグーからパーに、ターゲットも黒々とした頭から、スーツを着た肩へととっさにかえました。
バッシーン!(と聞こえたようなきがしますが、よくおぼえていません)
さすがに女子大生がサラリーマンをいきなり叩いたので、何事か?と振り返る人、立ち止まる人が見えました。
その私に叩かれたサラリーマンどうしたと思います?
その男性チラッとも振り向きませんでした。そのまま正面を向いたまま早足に人混みに紛れていきました。ビンゴ!!100%痴漢の犯人確定です。
その間私は一言も発しませんでした。声が出せることを完全に忘れてたんですね。
「この人痴漢です!捕まえてください!」が出てこなかった。あの時声を上げていれば、確実に捕まっただろうと思います。
見失いそうになりながら、それっぽい人を追いかけると、いましたよ。ホームの一番先頭でスーツカバンを前にかかえて、落ち着きなさそうにしきりと階段から降りてくる人をチェックしている男性が。
それだけビビるなら最初っから触るなボケ!こんな男、闇に消えてくれ。とっとと捕まれ!
6.大学生の時。変態空き巣マン
大阪で一人暮らしをしていたときに空き巣に入られました。当時は1階にすんでいたので、ベランダを簡単によじ登られたんですよね。
その日、大学に行く前にベランダで洗濯物を取り込んでいました。ふと目の前のどうろをみると一人の男性の姿。普段はあまり人を見ないのですが、何故かその日はその男性がいて、しかもばっちりと目が会いました。
あーこれヤバいやつだわ。と直感的に思ったので戸締まりをしっかりして大学に。
で、帰ってみたら玄関のカギが開いている。「やられた!」さすがに怖かったので交番に行き、おまわりさんと一緒にもどりました。案の定、ベランダのカギを壊されてました。その空き巣犯、その後部屋を物色してどうどうと玄関からでていったんですね。
この空き巣マンが何を盗んでいったかわかります?
もちろん一人暮らしの大学生の部屋に金目の物なんてありません。通帳も貯金箱の小銭入れもすべて無事。ゆいつの被害は下着。
しかもタンスの中からじゃなくて、洗濯機に入っていた使用済みのものだけ。
おまわりさんからは、どうせ捕まらないけど被害届出す?ときかれ、悔しいので被害届出しました。もちろん捕まっていません。
その後は同じアパートの3階に引っ越しました。そのご1階には住んでいません。
変態空き巣マン、捕まってくれ。
7.社会人になってからの通勤電車、、、
虎ノ門で働いていたので満員電車の通勤でした。
ただこの時ははっきりとした痴漢らしい被害にはありませんでした。痴漢かもしれないというのには何度か遭遇してます。限り無く怪しいんだけど、決定打にはかけるよなという感じのやつ。
たいていはバレにくいように、あれ?触られてる?この動き不自然じゃね?という感じ。
- 手のひらでなく手の甲でなでる
- カバンや傘が微妙なところにあたっている
- ひじをつかっている
どれも微妙なんですが、電車の揺れとは違う動きをしてるから不自然なんですよね。でも決定打にかけるから追求しづらい。ものすごく卑怯なやり方。たぶん、そうとうの臆病者だと思われます。
もうこういう人って、触りたい欲求が抑えられないというより、触ってバレるかもというスリルに快感を覚えてるんじゃないかと思う。
私がしていたのは、怪しいな?と言うときは体の向きを大胆に変える、睨みつけるように振り向くです。もうね過去の経験から、痴漢かも?とおもったら自然に戦闘態勢に入るようになってます。「それ以上やったら、今度こそ捕まえたるで!」という闘志がみなぎってる感じ(笑)。
正直、満員電車だとわかりにくいし特定しにくい。こんなときは「痴漢がいます!」とだけでも声を上げたほうがよかったのかもしれないですね。
それか、みんなで合図をきめとくとか。女性が手を上げてグーパーグーパーしたら「痴漢!助けて!誰か声掛けて」の合図にするとかさ。
アプリでボタンを押したら近くの人の携帯にアラートが入るとか。
満員電車にかこつけてビビりながらでも痴漢をする男がいるから、冤罪がなくならない。痴漢男は女性だけでなく男の敵!人類の敵!
8.京都のさすり爺や
これは痴漢と言えばちかんかもしれないけど、ちょっと分類に困るタイプ。
京都の繁華街に近い橋の上で人を待っていたら、物腰の柔らかい70歳くらいの男性が声をかけてきました。
「ちょっと手を見せてくれませんか?」
物腰も柔らかな老人だったのでなんだろうと思っていたら、私の右手をとり、左手の手のひらにおいたかと思うともう片方の手で私の手の甲をなではじめました。しかも何度も何度も。
撫でられるまま、ぼんやりと「この人って何やってんだろう」とか「この品の良いおじいさんはナニモノナノだ?」と頭の中が???
で、ふと我に返って「すいません時間なのでいきます」と言って手をひっこめて立ち去ろうとしたら、丁寧に頭を下げて「ありがとうございました」とお礼を言われました。
これはたぶん人助けをしたんだと思っています。
京都のおじいちゃんは品が良いけど変態だということがわかりました。
以上が、日本で普通に生活していた私がであった痴漢&変態男です。この中で誰一人として捕まっていません。
痴漢にあわない人はまったく合わないし、あってしまう人は何度もあうんです。
今回の事故をうけて、ツイッターで「冤罪の可能性があるんだから、女性は多少の痴漢は我慢しろ」という自分勝手な意見も見かけました。
「少しぐらいの痴漢なら我慢しなさい」と、あなたの奥さん、彼女、娘さん、お母さんに我が家の方針として言ってもらうのは構いません。が、女性全体にそれを要求するのは理不尽だということに気が付きませんか?
痴漢がいなくならない限り冤罪はなくなりません。
痴漢の体験談まとめ
今女の子を育てているお父さん、私が痴漢にあったのは魅力的だとか無防備だからではありません。露出の多い服を来ていたわけでもありません。それでも、これだけの被害にあうのが日本です。
そして被害にあっても空き巣以外は親に言っていません。
痴漢は身近にいます。
これほど多くの痴漢が野放しになっている社会で女の子を育てているんですよ。こんな世の中変えたいと思いませんか?
冤罪事件が起こると、声をあげた女性が責められがちです。でも日頃から痴漢にあっていれば、間違えるときもあります。冤罪がおきるのは警察や司法の問題で女性の責任ではありません。
私も、これだけ被害にあっているので、次こそは絶対に捕まえたる!という気合でいましたから。
女性が痴漢被害にあえばあうほど、冤罪がおこる可能性もあがります。
ひとつひとつの痴漢行為はたいしたことないかもしれません。でも、これだけあっていると、もはやどんな小さな痴漢行為でも許しがたい。どんなにしょぼい臆病な痴漢男でも許せません。
たったこの程度の痴漢男のために、冤罪になって人生くるったらたまったものじゃないですよね。
痴漢男は女性だけでなく男性の敵!社会の敵です。
マンガでありがちな、満員電車で痴漢をされた女性がうつむきながら震える小声で「やめてください!」とつぶやくシーンとか、ほんとうにいらない。
どうせなら、痴漢をされたいかにもか弱そうな女性が「ふざけんなや!そこの痴漢!警察に突き出すぞ!オラ!」と痴漢男をビビらせているマンガやポスターがいいですね。
長年のうっぷんをこの機会に吐き出しました。言葉の乱れはお許しを。
では、今日はここまで。
Have a good day!
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