重曹(Baking Soda)を使っていつの間にかこびりついた電気コンロのしつこい汚れをとってみました。
アメリカのコンロといえば、ガラスクックトップいわゆる電気コンロが多いですよね。見た目はピカピカしていてお手入れも楽だと思っていたら、大間違い。
ちょっとした吹きこぼれや油ハネが黒く焼き付いてなかなかとれない。きれいに掃除しないと、どんどん縁が黒くなって、ますます取れなくなるというどツボにはまります。
ハイ私です。もうね、見て見ぬふりしてました。が、さすがに一度ぜーんぶきれいに黒いのをとってすっきりしたい!と思い達掃除の仕方を色々と試しています。
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今日のトピック
アメリカの電気コンロの掃除にも重曹が一番?
日本では重曹とお酢を使った掃除方法がブームになってしばらく立ちます。アメリカでは重曹、いわゆるBaking Powderを使った掃除は昔からの定番です。
クックトップの掃除の仕方を調べていてやっぱり目についたのは、重曹&お酢の黄金コンビ。アメリカでも大活躍してます。
例えばThe Thrifty Lazy Way to Clean your Glass Stovetopで紹介されている方法とか。しつこい汚れには何度か繰り返すようです。
私も早速ためしてみました。
重曹は超有名なARM & HMMERのBaking Powder(下の写真右が重曹、左はWashing sodaです)。お菓子の材料コーナーで売っていましたが、料理に使うのか掃除につかうのかよくわからないサイズです。
電気コンロの掃除の仕方3つの方法
最初に試したのはこの3つ。上から順番にためしましたよ。
- 市販のクックトップ掃除用クリーム3種類(クリームをコンロの汚れにかけて30分待ってから専用スポンジで擦るする)
- 重曹ペースト(重曹3,お水1で混ぜてペーストしたものをコンロの汚れにおき15分ほどしてスポンジでこする)
- 重曹&お酢(詳しくは後述)
市販の電気コンロ掃除クリームの中ではWEIMANがよかった
今回使った市販のクリームは最寄りのスーパーで購入したこの3つ。赤いスポンジはWEIMANの専用スポンジです。
市販のクリーム3種類の中では一番取れたほうかな?とワタシ的に感じたのは、WEIMANのクリーム。(あくまでも主観です)
[amazon box=”B01AS1KBO0″ template=”list”]クリームでは、簡単にはしつこい汚れは取れませんでした。
次に試した重曹ペーストもそれなりにペーストが茶色くなって汚れはとれますが、やっぱりパワー不足。クリームとあまりかわりません。
最後に試した重曹&お酢。これがこの3つの方法の中では一番汚れが取れた気がします。やっぱり主観ですけど。
重曹&お酢をつかった電気コンロの掃除の仕方
上で紹介したサイトの方法でやりました。
- 重曹をよごれているところにかける
- お酢(White Vinegar)をスプレーする
- 30分ほど放置(部分的に汚れが浮いてきました!!)
- ペースト状の重曹をスポンジでこする(茶色くなって汚れが取れている感じがします)
- ペーパータオルなどできれいに拭き取る(拭き残しがあると白くなります)
- 市販のクリームをつかってペーパータオルで乾拭きして仕上げる
こんな感じです。待っている間によごれが浮いてきたところもあったので、これはイケる?と期待したんですが、掃除前と掃除後であまり変わりません。もとが汚すぎるので、すこし汚れが取れたぐらでは、あまりわからないですよね(泣)。
ほんとね、ここまで汚す前に掃除しろ!って。でもこうして中途半端においておくと、またすぐ汚れがたまるんですよね。
結局どの方法でも簡単にはしつこい汚れはとれないという感じ。
どの方法もそこそこ汚れがとれますが、やっぱり相当こすらないとしつこい汚れは取れない。もう腱鞘炎になりそうなので完全にとるのは諦めました。ムリ!!と思いつつ、他の方法を探しました。
アメリカの電気コンロの掃除の最終兵器は?
あまりにしつこい汚れの最終手段は、なんとスクレパーやカミソリ、ナイフで汚れを削るというもの。どうやら、吹きこぼれて冷めてすぐとかなら削り取るのが一番早いようです。ただ傷がついたところは汚れがや焦げが付きやすくなるとのこと。
さすがに傷がつきそうで私は試していませんが、どうしても取れない場合はスクレーパーで削ろうかなとちょっとだけ、ちょっとだけ思っています。こんなので削るんですよ?これはちょと勇気がないかも。
[amazon box=”B000OEDQQW” template=”list”]セスキ炭酸ソーダが何やら良さげ
他に何かいい方法ないかな?と探してみつけたのがセスキ炭酸ソーダ。日本では重曹よりも汚れがおちると注目されているらしい。これは有力かも。
早速アメリカ名sodium sesquicarbonateで探してみると、これがない!業務用のバカでかい50パウンドのか、フットバス用ソルトとかしかない!
[amazon box=”B00K6ON8BI” template=”horizontal”]どうやらアメリカでは重曹(Baking Soda)とWashing Sodaを1:1で混ぜたものもセスキ炭酸ソーダと呼んでいるらしい。どうやら、まぜただけでは厳密には本物のセスキ炭酸ソーダにはならいようなんだけど。よくわからない。
さらに調べるとWashing Sodaは重曹に熱をかけるとできるらしい。ということは、Baking Sodaに熱湯をかけて適当に混ぜたらいいのでは?
という素人考えで試してみました。これでも理系なんですが、お恥ずかしい。
ちなみに重曹はNaHCO3(炭酸水素ナトリウム)、Washing SodaはNa2CO3(炭酸ナトリウム)です。Washing Sodaは水に溶かすと強いアルカリ性なので手袋をして使用してください。(参考:Wikipedia 炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム)
重曹&熱湯&割り箸をつかって電気コンロのしつこい汚れを取る
- 重曹をよごれているところこんもりもる
- 熱湯をスプーンですくってかける(熱いのでやけどに注意!)
- 15分ほど放置
- しつこい汚れの場所を割り箸でけずる
この方法がしつこい焦げ付きには一番ききました。汚れの黒い塊がとれてる!!ただ熱湯をかけすぎるとべちゃべちゃになったりで適量が難しい。
他のお湯を使うやりかたは、重曹をこんもりと黒いリングの上において、熱いお湯につけたタオルをかるく絞って30分置いてからタオルでふく方法。 (How to Clean a Glass Stovetop by RealSimple)
熱いお湯に漬けたタオルをしぼるのがイヤだったので、重曹のうえに古い布巾をかぶせ、その上に少しずつ熱湯をかけて15分置いてからスポンジでこすりました。 この方法でも結構汚れが取れました。
今のところ重曹&熱湯が私的には一番汚れが取れた気がします。
でもまだ完全には汚れが取れていないのでどうしても本物の?セスキ炭酸ソーダを試したい!
アメリカのAmazonで探したら日本の製品がありました。日本でもセスキ炭酸ソーダとして使われているアルカリウオッシュという製品。早速注文しました。届くまでに2週間ほどかかりました。
500mlの水に5gのアルカリウオッシュを溶かすとのこと。スプレーボトルが小さかったので、200mLの水に2g溶かして使いました。
が、残念ながらあのしつこい黒い焦げ付きにはあまり効果なし。試しにさらに2gを溶かしてスプレーして15分ほど待ってからこすったんですけど。どうやら、アルカリウオッシュはベトベトギトギトの油汚れはよく落ちるみたいですが、焼き付いた焦げにはイマイチな感じ。残念。オーブンの掃除にはよさそうです。
アメリカの電気コンロの掃除のまとめ
しばらくほったらかしにしておいたガラスクックトップのしつこい焦げ付きよごれ。簡単に取る方法はありませんでした。
どの方法も何回か頑張ったら汚れが取れるという感じ。その中でも一番しつこい焦げ付きがとれたのは、重曹&熱湯&割り箸でした。
重曹&熱湯だけでも何回かくりかしたらかなりきれいになります。
でも一番効果的なのは、しつこい汚れになる前にこまめに掃除するですね。反省。。。。
では、今日はここまで。
Have a good day!
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