こんにちは、アメリカで高齢妊娠中にブログを書いているあるまむです。
アメリカでの妊娠生活、今日で23週が終わり明日から24週です。
今回は、週末に主人と一緒に病院が主催している両親学級に参加した話です。アメリカの両親学級の第1回目は、Childbirth Classでお産のことが中心でした。
この記事は、アメリカで妊娠してから出産するまでをまとめた「アメリカ出産体験記」の一部です。[blogcard url=”https://nano-trends.net/pregnancy-record-in-usa/”]
今日のトピック
アメリカの両親学級ってどんな感じ?
今回は、週末の一日集中講座だったので朝9時からお昼をはさんで3時まででした。長い!
同じ内容のクラスが、毎週1回平日の夜にもありますがこちらは4回のコースです。
アメリカでは出産ができる病院が両親学級を主催
私が住んでいる地域では、両親学級は病院が主催しており、日本のように市などの行政が主催しているものは無さそうでした。
アメリカでは、両親学級は出産ができる大きな病院が主催するようです。
日本のように、ご近所さんの妊婦さんの交流を促してくれるような親切な母親学級もありません。あったとしても、アメリカでは参加する人は少なそうですが。
アメリカでは夫婦で参加するのが当たり前
さて、今回のクラス、参加者は30組くらい。一人を除いて、全員夫婦で参加してました。
昨年出産した友達から、病院主催のクラスは絶対誰かと一緒に行った方がよいとアドバイスをもらっていたので、しぶる旦那と一緒に行ってきました。
一人で来ていた女性は、途中から知り合いの女性を呼んでいました。ちなみに8月出産予定の方が多かったので、9月予定の私たちは少し早かったかもしれません。
両親学級の内容は?
アメリカの両親学級の内容は、
- 妊娠後期の過ごし方
- 陣痛から出産までの様子
- 病院に来るタイミング
- 陣痛の逃し方
- パートナーが手伝えること
- 帝王切開、無痛分娩などの出産の様子
- 出産直後のケアや心理状況の説明
などでかなりの情報量でした。
アメリカの出産=無痛分娩と思っていたのですが、実際は必要に応じて痛みどめの麻酔を処方するとのこと。
前もって無痛分娩します!というわけではないことに驚きました。
無痛分娩にも、危険が全くないわけではないので、その場の状況に応じて対応して頂けることを知り安心しました。超スピード安産ならする必要ない、間に合わない?ようです。
両親学級で習った事
妊娠後期の過ごし方
- 水分を多くとること。最低でもコップ8杯を一日に飲むこと。お水が一番よくて、その次はフルーツジュースか野菜ジュース。ソーダは逆に水分を取り除くので、ソーダを飲んだ後には水を飲むようにとのこと。
- 自分で異常を感じたときは、病院に電話すること。自分の直感を信じるように。
- ケーゲル体操をすること。(排尿時に尾てい骨筋を収縮させて、排尿を一度とめる運動)
- Birth Planは作ってもいいし、つくらなくてもよいが、その場の状況に合わせて臨機応変に対応するように。
病院に持っていくものリスト
- パジャマ、スリッパ
- マッサージ用品(オイルやボールなど)
- カメラ
- スナック
- CDや好きな写真
このアメリカでの出産にもっていくものリストは当てにならなかったです。
入院準備についてはアメリカの出産入院で必要だったもの、不要だったものリストに詳しく書いていますので、よかったらお読みください。
陣痛の前兆について(Contractions)
- 前駆陣痛(Warm-up Contractions)
- 子供が下りてきて、胸焼けがなくなり、食欲がでる。
- 子宮の詮?(Mucous Plug)がはずれる。いわゆるおしるし?が見られる。(1日~1週間前)
- 体重が1キロぐらい減る
- 下痢や吐き気
- 37週から42週の間に生まれることが多い
前駆陣痛と陣痛の違いと破水
前駆陣痛
- 子宮の一部が痛い
- 背中は痛くないことが多い
- 痛みの時間が短い
- だんだん強くなることがない
- 間隔が短くならない
- 歩いたり、立ったり、動くと収まることが多い
陣痛
- 子宮全体が収縮する
- 背中の痛み、プレッシャー、または下腹部へのプレッシャーがある
- だんだん痛みの時間が長くなる
- だんだん痛みが強くなる
- 間隔が短くなる
- 動いても収まらず、むしろ強くなる
破水(約10%のお産が破水から始まる)
- 病院に連絡
- 色、におい、量、時間を覚えておく
病院に行くタイミング
- 前駆陣痛の間は家で寝るなり、シャワーを浴びるなどしてゆっくりするように
- 陣痛が5分間隔、1分間の陣痛が1時時間続く
- 陣痛とともに吐く場合
- 直腸への刺激がある場合
- 歩けない、喋れないほどの陣痛の場合
- 破水した場合
陣痛の初期の体の体制
- 赤ちゃんが下りてきて、生まれやすいポジション(顔を母親の背中に向けた状態)に移動するのを助ける。頭が下でも、おなかの方を向いていると難産になるとのこと。
- スクワット
- よつんば
- 片足をイスや台に乗せて体重をかける
無痛分娩について
- 最初からするものではなく、痛みがひどくなってからや、陣痛が長引く場合に使用する
- モルフィネなどの痛みどめの注射
- Epiduralを脊髄注入(手術の一種)
その他、産まれた後にBaby Blueになったり、赤ちゃんが泣き止まずブルーになることがあるが、それはよくあることで、一人で落ち込まない。
たまには、赤ちゃんを安全な場所に置いて、5分、10分泣かせておいてもよいなど。
泣かせっぱなしにすることに罪悪感をもたなくてもよいと分かるだけでも気分が少し楽になりました。
両親学級に参加した感想
主人と私が同じ情報を共有できたので、今回の両親クラスは夫婦で参加してよかったです。
昨晩の主人は、普段より片付けを手伝ってくれましたし。海外で二人でお産を迎えるので、やはりお互いの協力が一番です。
7月は、病院ツアー、ベビーケア、8月は母乳育児のクラスをとっています。もちろん全て夫婦で参加予定です。
日本にいたら、うちの主人は絶対参加していなかっただろうと思うと、アメリカで出産も悪くないなと思いました。
今日はここまで。では!Have a good day!
アメリカ出産体験記の次の記事はこちら>> 「アメリカ出産体験記」5回目の健診(24W1D)で妊婦糖尿病の検査
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