ところ変われば品変わるとはよく言われたもので、新生児、乳児の沐浴のやり方やベビーバスも、アメリカと日本では違います。
日本の私の母は、「赤ちゃんの沐浴は1日2回必要よ」と言っていました。私も1日2回とはいわなくても、毎日沐浴するのが当たり前だと思っていました。
が、アメリカ流の赤ちゃんのお風呂は、週に数回で十分とのことです。その他にもいろいろとアメリカの赤ちゃんのお風呂の入れ方は驚きでしたよ。
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今日のトピック
アメリカ流「赤ちゃんのお風呂の入れ方」
アメリカでは生後1か月はスポンジバスと言って湯船に入れずに体を週3回ぐらいふくだけ。生後1年はお風呂は多くても週に3回までにすること。
むしろお風呂の入れすぎは、赤ちゃんの皮膚から必要な油分を落としてしまい、湿疹など肌トラブルの原因になるとのこと。
参考サイト:Web Med
日本人の感覚からは、えっ???と戸惑いますよね。
特に新生児は、吐き戻しやよだれ、おむつ以外では汚れず、基本的にきれいなので、頻繁に洗う必要はないという理由。
赤ちゃん=代謝がよくて、良く汗をかく→毎日お風呂に入れないといけない。
と思っていたので、アメリカ流にはびっくり。
アメリカは、気候も乾燥しているうえ、硬水なのでさらにに乾燥しやすいなどの、環境の違いもあるんでしょうね。
また出産後1,2日で退院するため、へその緒(umbilical cord)もついたままだし、男の子は割礼(circumcision)をしている場合もあるので、それらが治るまではお風呂を控えること。
さらに面白いと思ったのは、肌のトーンが黒くなるほど乾燥しやすいので、黒人の赤ちゃんなどは週に1回の沐浴でよいとのこと。
これが本当だとすると、日本人だと週2回ぐらいで十分なのでしょうか????郷に入っては郷に従えじゃないですが、我が家では、息子が生まれてから数か月はアメリカ流にしました。
生後1か月までの赤ちゃんのお風呂の入れ方とケア
- 沐浴はしない。週1から3回のスポンジバス
- ベビー用品(ローションやオイル)は使わない
- ベビー用品を使う場合は、必要最低限にとどめる
また、生後1か月ぐらいは、赤ちゃんが羊水の中の環境から、乾燥した外界の環境に対応している途中でもあり、免疫システムを作っている最中。
生後1か月はベビーローションやオイルなどは使わない方がよいとのこと。
納得です。
生後1か月以降のお風呂の入れ方とケア
- おへそや割礼のあとが治れば、週3回までお風呂に入れても良い
- お肌の乾燥状態に合わせて、クリームや 軟膏(ointments)を使ってもよい
- ベビーパウダーの使用は、パウダーを吸い込む危険が高いため気を付ける
- 無香料製品を使う(香料は、赤ちゃんには刺激が強い場合があり、肌荒れや鼻づまりの原因になる)
どうやら赤ちゃん自身が持っているお肌の力を邪魔しないように何もしないのが一番。
ベビーローションやオイルも使わないといけないと思い込んでいたのですが、 あれも、これもしなくてはと思うより、シンプルな方が気が楽です。
アメリカで新生児の赤ちゃんのお風呂はどうしたの?
出産2日後に退院だったので、もちろんへその緒がまだ付いたまま。
割礼もしていたので息子の大事なところもなんだか痛そうな感じでした。(←夫のたっての希望)。
入院中はお風呂に1回入れてもらいました。
退院直後は、お湯でぬらしたガーゼで軽くふくぐらい。
数日してへその緒がとれてから、初めて沐浴させました。
もう、おっかなびっくりです。最初の1か月は、お風呂は3日に1回ぐらい。
それから、生後2,3か月ぐらいは、2日に一回ぐらいお風呂にいれていました。お風呂上りのクリームは、最初は全然使わず。
たまに日中にベビーマッサージをするぐらい。
それがいけなかったのか、10月に生まれた息子、1月ごろに顔の肌が荒れて、いわゆる乳児湿疹になりステロイドのお世話に。
暖かくなって肌が治ってからは、小児科の先生&先輩のママさんから勧められたセタフィルのクリームで保湿しています。
アメリカでは、ドラッグストアやスーパーに売っている人気クリームです。
アメリカで使ったベビーバス
息子の成長に合わせて、ベビーバスも変わりました。
2歳では3つめのベビーバスを使っていました。3歳前ぐらいから、普通のお風呂に夫と一緒に入っています。
生後直後から3か月のベビーバス
リッチェルのふかふかベビーバス(←日本のアマゾンへのリンク)。空域を入れるタイプでやわらかいので新生児にも安心してつかえました。
先輩ママさんから新品を譲ってもらい、助かりました。難点は、穴があいてしまうこと。1か月ぐらいで穴があき、だましだましつかっていましたが3か月ぐらいであきらめました。
3か月から7か月ぐらいの赤ちゃんのお風呂
アメリカのどこでも売っているプラスティックの長いベビーバスです。
赤ちゃんの肩までお湯がつからないから、寒そうかなと思うのですが。
たぶん日本人だからそう思うんでしょうね。こちらは、夫の職場の人からもらいました。
息子が8か月から2歳半ぐらいまで使ったお風呂
ベビーバスが小さくなってきて、ちゃんとお座りもできるころに買ったのがストッケフレキシバスのホワイトです。
実をいうと衣装ケースでもいいじゃん?と思っていたのですが、お湯をいれるものだし丈夫な方がよいかなと。
バスとして使った後はおもちゃ入れにでもしたらいいし。
写真のようにお湯をいっぱいに入れても大丈夫です。
このままバスをひっくり返してお湯をザバーと捨てても壊れません。とっても丈夫。
うちでは、あの角にどかーんと置くタイプのジャグジーバス(わかります?)の中にこのフレキシバスを置いて使いました。
お風呂インお風呂です。
ほんとにアメリカのお風呂は使いにくい!しゃがんでいると腰に悪いので、バススツールも買いました。
2歳過ぎの息子が足を伸ばして(短いですが)、あと10センチぐらいは余裕があるぐらいの大きさです。お湯は、息子の乳首よりしたぐらいまで。
結局、ストッケ フレキシバスをいつまで使ったかというと、我が家では2歳7か月まで使いました。
夫とジャグジーの大きいお風呂に入るようになったら、もうベビーバスには入ってくれません。成長しました、、、。
アメリカで使ったベビーバスはこちら
- Stokke Flexi Bath(ストッケの幼児用バス)
- The First Years Sure Comfort Deluxe Newborn To Toddler Tub(幼児用バス)
- Ez2care Adjustable Lightweight Shower Bench(バスチェアー)
アメリカで出産準備リスト
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アメリカの出産準備のおトク情報
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