アメリカで車の運転!3つの大失敗と運転する前に知りたい6つのこと

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アメリカでの車の運転、緊張しませんか?

渡米前は、日本でも運転が大嫌いなのに、左ハンドル右側通行のアメリカで自分が運転している姿は全く想像できませんでした。

が、引っ越し先はアメリカ中西部のど田舎!

車の運転ができなければ、学校も買い物も夫の運転に頼るしかありません。子どもがいたら、子どもの送り迎えにも夫任せ。

アメリカで車がないのは不自由すぎる!

しかも渡米して1週間後には運転せざる得ない状況もあり、運転が怖いとか嫌いとか言う暇もなく、アメリカで運転を始めました。

アメリカで運転免許をとって車の運転をする前にしりたかった6つのこと

最初は国際免許、渡米1ヶ月後にアメリカの運転免許をとりました。

もう、毎日、毎日、毎日、緊張しながら運転していました。

それから7年。色々とやらかしているので、私的3大失敗とアメリカで左ハンドルの車を運転する時に知っておきたいこと6つのことを紹介します。

アメリカで運転の3つの大失敗

1.アメリカで道路を逆走!

アメリカで車を逆走した

逆走は、本当に無意識にのうちにやってしまって、気が付いたときにめちゃくちゃ焦りました。

日本では自分ではほとんど運転していなくても、他の人の車やタクシー、バスには乗っているので、感覚的に車は左側通行というのが身についています。

私は覚えているだけで3回ほど逆走しました。

いつも車がいない交差点を左折か右折をしたときに、入るレーンを間違えるというパターン。

1度目は逆走してすぐに対向車が来て気が付きました。

2度目は、片道4車線の道路を右折するのに、わざわざ本来走る車線を越えて逆走しました。

目の前の信号が後ろ向きで??隣のレーンの信号が見える????と思っていたら対向車が来てなるほど!と真っ青。

幸い、他に車もなく慌てて車線を戻ってことなきをえました。

3度目は、高速をおりてすぐに左折するときに手間に車線に入ってしまいました。

夫に「反対!反対!路肩によって!」と言われて気が付き、あわてて路肩にとめました。

その後、大型トラックがクラクションを鳴らして横を通り過ぎたので、夫が同乗していなければ大惨事!

この時は日本人の友達と食事をした後だったので、すっかり日本モードだったんです。

日本でもアメリカでも、運転席はセンターライン側です。

アメリカではセンターラインはオレンジ色なので、常にオレンジ色に沿って運転するようにとは思っているのですが、油断すると今でも反対車線に入りそうになるので危ないです。

道路を逆走するのは、できるだけしたくない運転あるあるですね。

2.うっかりミスでアメリカの運転免許を失効

アメリカで車の運転免許試験を受ける女性

アメリカで自動車の運転実技試験を3回受けました。

アメリカに移住して最初の州では、渡米1か月後から運転免許がとれたので、1か月過ぎたらすぐに試験を受けました。

ちなみにアメリカの運転免許は、コンピューター試験で交通ルールのテストをうけ合格した後に実技試験です。

日本のような教習所でびっちり授業+練習することはありません。

ほとんどの人が自分で勉強して、家族と駐車場などで運転を練習します。いちおう車の運転を教えてくれるドライビングスクールもあります。

実技試験は、試験場の外をぐるりと一周し、その途中で縦列駐車が1回ありました。最初の時は1回の試験でパス。

その後、州をまたいだ引越しで運転免許証を更新した際に手違いで免許を失効。

免許を失効していることに気が付きて免許センターに問い合わせたところ、結局は再試験を受けるようにとのこと!

再試験のコンピューターテストは1回で合格。実技試験は、1回目はスピードの出しすぎで試験中止、2回目に無事合格となりました。とほほ。

実技試験中に試験教官が「この道の制限速度知ってる?」と聞いたら、スピードの出しすぎの警告です。

私は自信満々で「35マイルです!」と答えたら「あなた40マイルで走ってるわよ。次の信号左に曲がって。」と言われ、試験はそこで強制終了!

2回目の時も駐車場を走っているときにも試験教官に「この駐車場の制限速度知ってる?」と聞かれ「分かりません」と答えると「ここ20マイルだから気を付けて」とのこと。

制限速度を知っていながらオーバーすると失格になるんでしょうか?

もし運転試験中に制限速度を確認されたら、とりあえず分かりませんと言って教官に確認しましょう

3.ボンネットから白い煙が噴き出した

アメリカで車が故障して困る女性

映画やドラマで、アメリカの車が故障してボンネットから煙を出して路肩に止まっているシーンを見たことありますか?

見るたびに、アメリカ車はなんて故障が多いんだと思っていましたが(ごめんなさい)、実はそうではありません。

車検のないアメリカではよく見る風景で私もやってしまいました。ちなみに日本車です。

出張先の夫と合流するため、週末に車で6時間ほどの距離を一人で運転。

その時は、最近エアコンのききが悪い?なにか変な音がする?とは思いつつ、まあ動いているから大丈夫、大丈夫と運転していました。

その日は、1回ほどの休憩で運転し続けて、ようやく最寄りのスーパーに到着。

今晩のおかずやおやつを買おうと駐車場に車を止めた瞬間、ぶほーーーとエアコンから白い煙、前を見るとボンネットからもモクモクと白い煙、クーラーの排気口からも車内に煙が!

これはヤバイ!脱出せねばと慌てて車から脱出。

通りすがりのおじさんたちが、わらわらと何事か?とやってきました。

車の外で呆然としていたら、ボンネットを開けてくれ、「とにかく熱いから絶対に触るな。冷えたら、水を入れろ!」とか、「オイルチェンジはいつやった?」とか。色々とアドバイスをくれました。

しばらくしてから水を入れてみましたがエンジンかからず。どうやら、何かのベルトを焼き切ったようです。

結局、いったん家に歩いて帰り、夫がレッカー車をよび修理工場へ運びました。

修理のおじさんから、カラカラという音してなかった?とズバリ聞かれました。

停まった場所が最寄りのスーパーの駐車場でほんとうによかったです。もしも途中のトウモロコシと枝豆畑がえんえんと広がっている場所で止まっていたら、もっと悲惨。

車検のないアメリカでは、車のメンテは自己責任です。

車のメンテナンスは定期的にしておくこと、エアコンが効かないのは故障前の可能性があるので点検すること

痛い経験をして学びました。

運転免許試験のポイント

アメリカの運転免許試験の勉強をする

アメリカでの運転免許は、運転試験場へ予約するか、当日いって空きがあれば受けれます。

コンピューターでの筆記試験と実技テスト。

筆記テストに合格したら、自動車の運転の実技テストです。車は持ち込みます。

筆記試験のポイント

  • アメリカの交通標識の意味
  • 追い越しとか優先順位のルール
  • 道路の線の意味
  • スクールバスや緊急車両への対応

この辺りは特に重点的に覚えていた方が良いです。

運転実技試験のポイント3つ

  • ハンドルは両手で握る(片手運転はしない)
  • 一時停止では、完全にタイヤを止める
  • 全ての左折、右折するときには必ずウインカーを出す(駐車場内でも)

この3つのポイントは、私が3回目の運転実技試験を受けた時の教官から試験前に教わったことです。

とくにウインカーは、試験がおわって駐車場に戻ってきた後も必ずウインカーを出してくださいね。

あとは、制限速度は必ず守る。とくに駐車場内とか住宅地は事前に制限速度をチェックしておいたほうがよいです。

アメリカで車の運転をする前に知っておきたい6つのこと

これからアメリカで免許をとって運転を始める人へ「アメリカの運転あるあるだから知っておいたほうがいいよ」と思うこと6つです。

1.ワイパーとウインカーを間違えても慌てない

アメリカは左ハンドルの車がほとんど。

左ハンドルの車は、ハンドルの横のレバーが右ハンドルの車とは逆です。ウインカーが左、ワイパーが右の

方向指示器とライトは左側のレバー↓

左ハンドルの車の方向指示器

左折するときに、ウインカーを出したつもりが、目の前をワイパーが横切ってびっくりするなんてしょっちゅうです。

ワイパーを動かすレバーは右側↓

左ハンドルの車のワイパーは右側のバー

雨が降り始めで曲がらないといけないときとか、もう軽いパニック。どっちがどっちだっけ??と。

ワイパーとウインカーを出す時は慌てずに。間違っても大丈夫。ゆっくりいきましょう。

ちなみに、足の操作は日本と同じで、左からクラッチ、ブレーキ、アクセルです。これは同じでほんとうによかったです。

2.サイレンを鳴らす緊急車両をみたら停車する

アメリカで運転中に後ろから近づいたパトカー

サイレンを鳴らして近づいてくる車があれば、基本は右脇に寄せて停車します。

前に車がいるときは、とにかく前の車の真似をしてやり過ごすのですが、周りに車がいないとこれも軽いパニック。

しかもパトカーにサイレンを鳴らされて後ろから来られた日には、もうなにかやった?どこに停まる?とひとり車内でアワアワしていたら、パトカーに追い越されたり。

ちなみにサイレン音がなくピカピカ光っているパトカーが後ろについた時は、すぐに路肩に寄せて停車します。たいていスビード違反などでチケット切られる時です。

とにかく、パトカーがサイレン回して近づいたらすぐに停まれ!ってことです。

3.動物との接触事故に注意

アメリカで運転中に見る鹿

アメリカの田舎は野生動物が多くいます。

野生のアライグマがごみ箱をあさっている姿に一番びっくりしました。

他にも、スカンク、オポッサム、シマリス、エゾリス、グランドホグ(アライグマサイズのカピパラみたいな動物)シカ。などなど。

これ、みんな道路で交通事故にあっているのをよく見かけます。

道路脇に動物を見かけたときは、スピードを落としながら、お願いだから動かないでと念を送っています。

特に夏の終わりから秋の発情期は、動物の飛び出し注意です。

少し詳しく知りたい

もし鹿などの大型動物との接触事故を起こした場合は、警察に電話します。また手負いの動物にはむやみに近づかないこと。

4.右見て左見て右見て左見てを何度もしてOK

日本だと、基本は右見て左見て右見て、さあ出発ですがアメリカだと左見て右見て左になります。

が、日本の癖が抜けないので、右→左→右→左を繰り返したり。

そうこうするうちに車が来てしまうとか。

運転ではないですが、道路を横断するときもどっち側から車が来るのかとっさには分からないので、無駄にキョロキョロキョロキョロします。

安全第一、確認第一なので、あわてずに自分のペースで運転するのがポイントです。

5.ALLWAYSTOPの十字路では相手の顔を見る

アメリカのストップサイン。All way stop

アメリカに来て初めてALL way stopとか4 way stopの十字路を知った時は、なるほどと思いました。

信号機のない十字路の交差点で、田舎の大きな道路の交差点や住宅地でよく見かけます。

ルールはとてもシンプル。

その交差点で止まった順番に行きたい方へ進む。これだけです。交差点で停止した順番に出る

ここで突然ですが、簡単なクイズです。時間のあるかたは考えてみてください。

アメリカで運転。私の3大失敗と運転あるある

とてもシンプルなルールなのですが、実際に運転しているとタイミングをつかむまでもたついてました。

似たようなタイミングで交差点に向かってくる車を見たら、わざと速度を落として明らかに順番が分かるように交差点で止まったり

相手の車と私の車が同じようなタイミングでとまったら、とりあえず動かずに待っていると、たいていは相手から手のサインで先に行って!と促されます。

迷ったら、相手の運転手の顔をみて先に行っていいよという合図を出すか、相手の合図を確認します。

6.アメリカと日本の運転ルールの違い

右側通行の他にも日本とアメリカの交通ルールの違いがいくつかあります。

州ごとに運転ルールに違いがある

アメリカ内の基本的な交通ルールは同じですが、州によって微妙にちがうので、住んでいる州の交通ルールを確認してくださいね。

旅行先での運転も注意です。

赤信号でも右折できる

直進の信号が赤でも右折できます。

ただし右折禁止が表示されている場合や、矢印信号機が赤の場合はできません。

直進が青でも矢印信号が赤のときは、右折や左折はできません。↓

アメリカの赤信号のときに右折禁止の矢印信号

バイクはヘルメットをかぶる必要はない

ひょっとしたら州によるかもしれません。ノーヘル運転のバイクをよく見かけます。

スクールバスが乗降車中は一旦停止する

アメリカのスクールバスのストップサイン

スクールバスが止まって生徒が乗降車中は、スクールバスからSTOPサインがでます。追い越し禁止、対向車線も停止します。

片側2車線で中央分離帯がある場合は、対向車は止まらなくても良い場合が多いです。

州によっても違うので確認してくださいね。

踏切では一旦停止をしない

踏切では基本的に一旦停止しません。(田舎だけ?)

スクールバスや危険物を運搬している車などは一旦停止します。一旦停止が必要な踏切には表示があります。

フタが開いているアルコール飲料は車内に置いてはいけない

飲みかけのワインボトルなどは取り締まりの対象になります。

未開封のアルコールだけOKです。

制限速度が速い

田舎の広いした道だと時速55マイル(時速89Km)です。高速とかわりません。

おまけ:「アジア人女性は運転が下手くそ」に文句なし

アメリカで車を運転するアジア人女性

アメリカ人の持つアジア人女性に対するステレオタイプのひとつは運転が下手ということ。

そりゃ16歳から運転しているアメリカ人と比べたら、大人になって移民してきたアジア人女性は車の運転経験が少ない人が多いですよ。

それにアジアは、日本、タイ、香港のように左側通行の国もけっこうありますし。

アメリカ人にアジア女性は運転が下手と言われてもしょうがない。

とくに私は、自分でも運転が下手だとわかっています。

もうね、ご迷惑をかけずに安全運転を心がけているので、煽ったり、後ろにピッタリくっつかないで、さっさと追い越して―。と思いながら運転しています。

運転が得意なアジア女性にとっては、とっても迷惑なステレオタイプかもしれませんね。

アメリカで車を運転する前に知っておきたいこと

こんなに危なっかしい運転をしていても、今まで事故にあわなかった、事故を起こさなかったのは運が良いだけだと思います。

皆さんも、逆走だけには本当に気を付けて運転してくださいね。

他の小さなことはともかく、逆走は大事故につながりますから。

しなくていいものならアメリカでの車の運転なんてしたくない。万が一事故を起こしてしまったらどうしていいのか分からない。

英語もまだまだだし。

アメリカで運転することの恐怖は、運転以外のところにもあります。それでも運転しているのは車を運転しないと、この田舎ではどこにも行けず、何もできないから。

私にとっては、アメリカで免許を取って車を運転することは、アメリカ社会に溶け込む最初の一歩でした。

今では、毎日高速道路を片道30キロ運転して通勤しています。まさかこんな日がくるとは渡米した直後は思いませんでした。

思えば遠くにきたものです。

今日はここまで。では!
Have a good day!

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2 コメント

  1. こんにちは!
    私も最近運転について書いたのですが(http://bearcanyona.blogspot.com/2017/06/vol68-driving-in-usa.html)、たまたまこちらの記事を見つけて、これは私のこと?と思ったくらい見透かされた気分です(笑)もう読みながらクスッとなったり、ニヤニヤしてしまいました。しかも中西部にお住まいだということで親近感を感じずにはいられません!運転についてモヤモヤ感じていたのは自分だけじゃなくてよかったー!と本当に思います。

    • ひゃーーー、ごめんなさい。こっちのコメントも見逃していました。どうもメールの設定がうまくいっていないようです。本当にごめんなさい!

      ブログ読ませてもらいました!Canyonさんも中西部のいなかですか?それは、これからもよろしくです。
      ほんとに動物やらなにやら多いですよね。あと冬は凍結やら雪フブキやらでヒヤヒヤ。高速で雪の塊が飛んでくるって、想像するだけでも怖すぎです。

      でも車がないとどこにもいけないですし。生活できませんから。
      お互い安全運転でがんばりましょうね。

      透子

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